巴川コーポレーションの新技術
2025-06-06 13:59:22

巴川コーポレーションが環境省の技術実証に選定された注目の新技術とは

環境に優しい新技術が実証へ



株式会社巴川コーポレーションは、最新の環境技術「フレキシブル面状ヒーター」と「グリーンチップ CMF」が、環境省の令和7年度環境技術実証(ETV)事業の実証対象技術に選定されたことを発表しました。環境技術の普及は今や急務であり、これらの技術はその一翼を担うことになります。

環境技術実証(ETV)事業とは?



環境技術実証(ETV)事業は、先進的な環境技術の実用化を促進し、環境保全効果を第三者が客観的に証明することを目指しています。この取り組みにより、技術の導入を検討する際にその効果を容易に比較し、適正な選択が可能となります。こうして環境技術が普及し、環境保全とその関連産業の発展に寄与することが期待されています。

選定された技術の概要



環境省の運営委員会による厳正な審査を経て、巴川コーポレーションの「フレキシブル面状ヒーター」は気候変動対策技術領域での実証対象に、また「グリーンチップ CMF」は資源循環技術領域での実証対象にそれぞれ選定されました。今後、実証機関での詳細な検証が行われる予定です。

フレキシブル面状ヒーター iCas MHE



「フレキシブル面状ヒーター iCas MHE」は、巴川独自のステンレス繊維シートを使用した技術です。このヒーターはフレキシブルで、被加熱体にしっかりと密着し、発熱ムラが少ない特性を持っています。その結果、効率的に熱を供給することができ、特に半導体製造装置や、工場の配管、狭い場所などでの利用が期待されます。今後、実証機関で消費電力や省エネ効果についての詳細な測定が行われる予定です。

グリーンチップ CMF



一方、「グリーンチップ CMF」は、ポリプロピレン樹脂に木材由来のセルロースファイバーを高配合した複合樹脂です。これにより、石油由来の樹脂使用量を削減することが可能になります。この技術は、食器やカトラリー、容器、さらには建材や自動車部品など多岐にわたる用途での使用が進められており、環境に配慮した製品作りに寄与します。実証機関でリサイクル性能の試験が行われることが予定されています。

未来への期待



これらの技術が環境技術実証に選定されたことは、巴川コーポレーションの技術力が評価された証と言えるでしょう。環境問題への関心が高まる中、今後の展開が非常に楽しみです。人々が求める持続可能な社会の実現に向けて、これらの新技術が大きく貢献することを期待し、今後の成果に目を光らせたいと思います。


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