2026年秋開業予定！コートヤード・バイ・マリオット京都駅の魅力とは

このたび、JR東海が運営する「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」が2026年の秋にオープンすることが発表されました。これは今年8月にオープンした「コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸」に次ぐ、京都市内では2番目の同ブランドのホテルです。今回は、この新しい宿泊施設の特徴や関連プロジェクトについて深掘りしてみましょう。

コートヤード・バイ・マリオット京都駅の特徴

「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」は、270室を有し、鉄骨造の地上9階、地下1階からなるモダンな施設です。エントランスロビーや客室は、『Collection of Kyoto Stories』というテーマに基づいてデザインされています。これは、京都の歴史を受け継ぎつつ、新たな物語を紡いでいくという思いを込めたもので、町屋をモチーフにした内装や雄大な山々を描いた壁面が特徴です。

エントランスやロビーの設計も工夫されており、和の建築美を融合させた_LIBRARY_のような空間で、文化交流が生まれるスペースになっているとのことです。これは、地域の魅力を体感できるだけでなく、旅行者同士のコミュニティを育む場にもなることでしょう。

複合型拠点整備プロジェクトの進行

さらに、2028年には「（仮称）京都駅東部複合型拠点整備プロジェクト」が予定されています。このプロジェクトでは、貸会議室やスーパーマーケットなど、多様なテナントが入居する予定です。「TKPガーデンシティ」として、大ホールや会議室が併設され、お客様のさまざまなニーズに対応することが可能になります。特に、駅からのアクセスが良好で、500平米以上の大ホールを持つこの施設は、ビジネスイベントや交流会に利用されることでしょう。

また、この複合施設内には「フレスコ八条口店」という大型スーパーマーケットも設置され、生活に便利な場所として地域住民や旅行者に親しまれることを目指しています。ホテルとの連携により、滞在する旅行者にも快適な買い物環境を提供することができそうです。

JR東海グループの未来展望

JR東海グループ全体として、MICE（会議・展示・イベント）需要の促進にも注力しています。新型コロナウイルスの影響を受けましたが、今年以降、ビジネス需要は着実に回復しています。この新施設の開業は、今後のイベントや交流活動の活性化にも寄与することでしょう。さらに、地域の自治体やコンベンション施設との連携を強化し、住民や観光客が集う場としての魅力を高めていくようです。