静岡市が目指す次世代の地域共創に向けて
静岡市と株式会社eiiconが共同で行う「知・地域共創コンテスト『UNITE 2025』」が進行中です。このプログラムは、地域が抱えるさまざまな社会課題に対し、スタートアップと地域が共創し新たな解決策を見出すことを目的としています。今年も多くのチームが参加し、厳正な審査を経て11チームが一次審査を通過しました。これからの未来を見据えた取り組みとして、11月7日に行われる二次審査会では、これらのチームがどのようなビジョンを持ち、具体的なプランを披露するのか注目が集まります。
二次審査会についての概要
二次審査会は、参加した11のチームがそれぞれのビジョンや提案を発表し、審査員によって評価されます。その結果、実証支援金を獲得し、実証フェーズへと進むチームが選定されます。地域課題を解決するためのイノベーティブなアイデアがどのように展開されるのか、会場でのプレゼンテーションを通じて直接体感できる貴重な機会です。
- - 日時:2025年11月7日(金)13:00~18:00(12:30より受付開始)
- - 場所:静岡音楽館AOI 7階 講堂(静岡市葵区黒金町1−9)
- - 参加対象:自治体、事業会社及び地域団体など、共創に関心のあるすべての方
観覧は無料ですが、事前の申し込みが必要です。オンライン同時配信も予定されていますので、参加が難しい方でも視聴が可能です。興味のある方はぜひ、以下のリンクから詳細を確認し、申し込みを行ってください。
観覧申し込みはこちら
一次審査通過チームの紹介
今回、一次審査を通過したチームは以下の通りです。各チームが提案するビジネスの背景やフィールドは多岐にわたります。
- LOOVICと歩む!静岡市民の運動習慣定着(LOOVIC株式会社)
- 静岡市山間地医療におけるオンライン診療(株式会社アイティ・イニシアティブ)
- デジタル化による持続可能な収集運搬体制の構築(小田急電鉄株式会社)
- 共生菌による持続可能且つ高収益な再造林モデルの形成(株式会社エンドファイト)
- 持続可能なしずおか有機農業モデル(株式会社坂ノ途中)
- 静岡市を“世界に選ばれるお茶産地”へ(ShipMate株式会社)
- リモート検査×AIで静岡市の建設人材エコシステムを革新(株式会社クアンド)
- 防災DXで安心な静岡市を(株式会社建設システム)
- 蒲原由比地区 空き家の社宅化(合同会社つばめ制作社)
これらの提案は、地域社会が抱える実際の課題を解決するために、それぞれの専門知識と創造力が注ぎ込まれています。
未来へのステップ
今後のスケジュールとして、11月の二次審査会を経て、受賞チームは約1年間の実証フェーズに進みます。その後、成果報告会を経て、2027年4月以降には社会実装として本格展開される予定です。
地域の未来を共に築くために、皆さんの参加をお待ちしています。意欲的なスタートアップの発表を聞いて、新しい地域のビジョンを共に考えていきましょう。今すぐ観覧申し込みを行い、静岡市の未来を見届けてみませんか?