讃岐うどんの伝統と革新を体感!多肥店で特別な食体験を
香川県高松市に位置する「手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店」が、令和5年7月2日(水)にオープンしました。はなまるは創業25周年を迎え、香川県の魅力を地域内外に発信するために新たなプロジェクト「おいでまい!さぬきプロジェクト」を始動し、その第一弾として多肥店が生まれ変わります。従来のうどん店とは一線を画したこの店舗は、香川県の地元食文化の多様性を体現し、その魅力を再発見する場となります。
地元愛あふれる新しい形のうどん店
多肥店は、讃岐うどんの伝統を守りつつも、革新性を加えた新しいスタイルを追求しています。この店舗では、職人が店舗内で手打ちする「手打ちうどん」を全メニューに取り入れています。これまで工場製麺だったはなまるが、あえて伝統の製麺方法に立ち返り、顧客に新鮮な「打ちたて・ゆでたて」の体験を提供するのです。
店内の設計はガラス張りの麺打ち場を備えており、訪れたお客様は職人が直接うどんを打つ様子を見ることができます。これにより、食事がただの摂取行為ではなく、目で楽しむことができるライブな体験に変わります。
讃岐の三大要素:麺・だし・天ぷら
多肥店では、讃岐うどんの三大要素にこだわり、ひとつひとつ丁寧に製作されています。「麺」は本場讃岐うどん協同組合の理事長から指導を受けた職人が手掛け、香川県産の小麦「さぬきの夢」を使用することで、もっちりとした食感と滑らかな喉越しに仕上げられています。「だし」は、伊吹島産のいりこを使い、更に昆布や鰹節とのブレンドで厚みのある旨味が特徴です。
天ぷらは大海老天やとり天など、揚げたてで提供され、昔からの“あの味”を現代的に再構築しています。これらの要素が揃った多肥店のうどんは、一杯の中に讃岐うどんの真髄が詰まっています。
地元料理を新たにアレンジ
多肥店では、香川で有名な「骨付鳥」や「綾川そば」、さらには「茶のしずく」といった地元名物を取り入れた特別メニューも登場します。新しい食材の組み合わせで、香川の食文化をより豊かに楽しむことができます。たとえば、骨付鳥風の「かしわ天うどん」は、スパイシーで魅力たっぷりの一皿です。また、「うどん&綾川そばの合い盛り」は、香川県内で長年愛されてきた新たなスタイルのメニューとなっています。
香川の魅力を五感で体感
この店舗はただ食べるだけでなく、訪れること自体が特別な体験となるよう、内装にもこだわりが見られます。香川県産のヒノキを使用した温かみのある内装や、地元イラストレーターによるアートが施された壁画は、訪れる人々に香川の自然と文化を感じわせる要素となっています。ここではウッドデッキの外観と共に、香川の緑との調和を楽しむことができ、まさに五感が喜ぶ空間です。
また、限定のオリジナル商品やグッズも販売されており、食べた後にその場の思い出を持ち帰ることができるような工夫もされています。訪問者は香川の魅力を自宅でも感じられることでしょう。
まとめ
「手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店」は、讃岐うどんの伝統を大切にしつつ、新しい形として地域の人々に愛されることを目指しています。食文化の継承と革新、そして地元愛を体現するこの店で、心に残る食体験をぜひ堪能してください。香川県を訪れた際には、多肥店に足を運び、新たなうどんの世界を体感してみてください。