静岡のプロラグビーチーム「静岡ブルーレヴズ」が、2025-26シーズンに斬新な取組みを開始します。その名も「エコグッズ付きカーボン・オフセット付き観戦チケット」。国内のプロスポーツクラブとして初めて試みられるこのチケットは、試合運営に伴って排出されるCO₂を相殺するという画期的な商品です。
このプロジェクトは、昨シーズンの試みを更に進化させたものです。静岡県における「経済と環境の循環」をテーマにし、県産のエコグッズをチケットに付けて販売することにしました。これにより、ファンも試合を楽しむだけでなく、環境保護への貢献を実感できるという新しいスタイルが生まれます。
まず第1弾として、12月21日(日)に行われるNTTリーグワン2025-26のホーム開幕戦、対東芝ブレイブルーパス東京の観戦チケットが発売されます。このチケットには、静岡県産のヒノキを使った特製の万年カレンダーが付いています。この万年カレンダーは静岡ブルーレヴズのロゴが刻印されたもので、環境に配慮したシンプルなデザインでありながら、どんなシーンでも使いやすいアイテムです。
万年カレンダーは天然木の魅力を活かした、温もりのある風合いが特徴です。この企画では、観戦チケットの売上の一部が、試合運営におけるCO₂をオフセットするための費用に使われます。具体的には、静岡県産のJ-クレジットを調達するために使用されるため、観戦を通じてファンが脱炭素社会の実現に貢献できるのです。
チケット販売は、シーズンシートホルダーから一般販売まで段階的に行われます。シーズンシートホルダーは11月3日から、プラチナ会員は同日、その後ゴールド会員が11月5日、レギュラー会員が11月7日、そして一般販売が11月10日から始まります。数量に限りがあるため、発売開始と同時に購入を検討することをお勧めします。
チケットの購入は、専用のリンクから行えます。シーズンシートホルダーの方は、特別価格でエコグッズを手に入れることができるチャンスです。一般のファンにとっても、エコ観戦を楽しむ素晴らしい機会です。この取り組みを通じて、静岡ブルーレヴズはスポーツと環境保護を結びつけ、一人ひとりが持続可能な未来に向けて小さな一歩を踏み出すきっかけを提供したいと考えています。
ぜひ、試合当日は新しい観戦スタイルを楽しんで、環境への意識も高めてみてください。静岡ブルーレヴズの新たな挑戦とともに、共にエコな未来を築いていきましょう。