サイバー人材育成奨学金
2026-06-29 09:55:23

静岡発!学費全額支給のサイバー人材育成奨学金が始動

静岡から全国へ広がるサイバー人材育成の新しい取り組み



静岡県に拠点を置く日本サイバーディフェンス株式会社(NCD)は、サイバーセキュリティ分野で国内におよそ11万人の人材不足があるという現状を受け、2026年4月から静岡県内の4つの教育機関の学生を対象に学費全額を支給する奨学金制度「日本サイバーディフェンス奨学金」を新設します。この奨学金は給付型であり、返済の義務がありません。

奨学金の目的と背景



日本国内ではサイバーセキュリティ人材の需要が高まる一方で、必要な人材が著しく不足しています。特に地方では専門的なスキルを持つ若者の確保が難しい現状が続いています。生まれ育った地元で活躍できる次世代のサイバーセキュリティのプロフェッショナルを育成し、日本全体の防衛力を向上させるために、静岡からこの取り組みがスタートします。

NCDは、その一環として静岡市と協力し、デジタル人材を育成する「Nihon Cyber Shizuoka Centre of Excellence(NCSCOE)」を設立します。ここでは、実務経験を積めるインターンシップや、高度な専門知識を学ぶための特別講座が提供される予定です。今後3年間で20から30億円を投資し、80から100人の雇用を生み出すことを目指しています。

具体的な奨学金の内容



奨学金の特長は、正規の在学年数に応じた学費を全額支給する点です。これにより、経済的な負担をなくし、学生が学業に専念できる環境を提供します。また、奨学金を受ける学生には、実践的なインターンシップや共同研究機会が与えられ、卒業生のネットワークを通じた継続的なキャリア支援も行われます。

奨学金概要


  • - 名称:日本サイバーディフェンス奨学金
  • - 種別:給付型(返済義務なし)
  • - 支給内容:正規在学年数の全額(学費・施設利用料)
  • - 支給期間:大学院2年、大学4年、高等専門学校5年
  • - 対象校:静岡大学情報学部、静岡県立大学経営情報学部、常葉大学経営学部、沼津工業高等専門学校
  • - 募集人数:各校1名(初年度)
  • - 給付開始:2026年4月
  • - 応募条件:静岡でのサイバーセキュリティ分野でのキャリア形成を志すこと

地域社会との連携



NCDは、産業界、学界、行政、そして地域社会と連携しながら持続可能な人材育成のエコシステムを作り上げていきます。この取り組みを通じて、地域経済の活性化や人材の地域定着も期待されています。さらに、2027年度以降は他県の教育機関にも展開予定で、全国的なサイバー人材育成に寄与することを目指します。

最後に



NCDの創業者兼CEOであるカータン・マクラクリン氏は、「サイバー人材育成における我々の取り組みが、未来の日本を守るサイバーセキュリティを担う『サイバー007』を生み出す起点となると確信しています」と語っています。今回の奨学金制度は、未来を見据えた大きな一歩と言えるでしょう。静岡から始まる新たなサイバー人材育成の波に、期待が寄せられます。


画像1

画像2

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。