おてつたび、日経クロストレンドに連続選出
株式会社おてつたびは、日経クロストレンドの特集「未来の市場をつくる100社【2026年版】」において、昨年に続き2年連続で選出されました。この特集は、社会に変革をもたらす企業を調査し、次なる飛躍が期待できる100社を選ぶものです。今回のテーマは、AIの進化や人口高齢化、物価の高騰など、現代社会が抱える課題に対する解決策を模索するもので、20社の企業が選ばれました。
特に注目すべきは、「シニア」分野での選出です。おてつたびは、シニア世代が積極的に地域社会に参加できるプラットフォームを提供し、その取り組みが評価されました。2025年11月より、JR東日本グループと連携し、シニア向けの「鉄道旅×就労×交流」モデルを構築。これにより、シニア層が鉄道を利用して他地域を訪れつつ、地域の欠員を埋める形で活動する道筋を作り出しています。
シニアの新たなライフスタイル
今後日本では、65歳以上の人口が増え、2036年には3人に1人が高齢者になると予測されています。元気で意欲的なシニア世代にとって、地域での労働は「収入手段」を超えて、「生きがい」や「社会とのつながり」を提供する機会となります。おてつたびは、シニアが自らの経験やスキルを生かして、地域に貢献できるよう支援しています。
おてつたびの代表取締役CEO、永岡里菜氏は「昨年に引き続き、このような栄誉をいただき嬉しく思います」と述べ、特に社会課題に積極的にアプローチしている点に感謝の意を表しました。シニア世代の活躍が期待される中、同社は引き続きミドル・アクティブシニアが社会に参画できるインフラを構築していく方針です。
おてつたびの取り組み
「おてつたび」は、旅を通じて新たな人との出会いや経験をもたらす、人材マッチングサービスです。地域の事業者が「お手伝い」を必要としている一方で、旅行者がその地域で働くことで旅の経済的負担を軽減できます。旅行者は、働きながら地域を体験し、交流することで、より深い旅を楽しむことができます。
2025年12月現在、おてつたびの登録者数は9万人を超え、50代以上の参加者も増加しています。特に、退職を経験したシニア層の利用が急増しており、これまでの若年層だけでなく、幅広い世代の方々に受け入れられています。
未来の展望
おてつたびが目指すのは、地域の人手不足を解消する新たな旅のスタイルを作り出すことです。地域での活動を通じて、人々がつながり、有意義な交流を行う機会を提供します。こうした小さな出会いが、地域のファンや常連客となっていく流れを生み出すと確信しています。
おてつたびでは、メディアでの取材を歓迎し、新しい旅のスタイルを広めるための積極的な情報発信を行っています。取材をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
会社情報
- - 会社名:株式会社おてつたび
- - 代表者:永岡里菜
- - 所在地:東京都渋谷区代々木3丁目31-12、静岡県浜松市中区高林1丁目8-43
- - 設立:2018年7月
- - URL:おてつたび公式サイト