革新する資源循環
2026-06-23 11:21:23

サーキュラーエコノミーの新たな一歩:鉄資源の循環利用が進化

サーキュラーエコノミーの新たな一歩



静岡県富士宮市に本社を置く株式会社エンビプロ・ホールディングスが、神奈川県の株式会社アマダおよび東京都の東京製鐵株式会社との連携によって、使用済み板金加工機械を対象とした鉄資源のサーキュラーエコノミーに関する取り組みを2026年6月より本格的に開始します。

動静脈産業の連携


本取り組みは、動脈産業であるアマダと東京製鐵、そして静脈産業であるエンビプロの3社が協力して実現したものです。これにより、廃棄される機械やその部品が再度、製品の原材料として生まれ変わるサイクルが築かれます。これまでこうした機械はリサイクル資源として処理されることが一般的でしたが、今回の取り組みではより高次の資源循環が可能となります。

具体的な流れと手順


回収と再資源化


この循環スキームでは、アマダが収集した使用済み板金加工機械をエンビプロが解体し、その後、高品質な鉄スクラップへと再資源化します。再資源化された素材は東京製鐵によって電気炉で鋼材として再生され、最終的に再びアマダの製品製造に活用されます。この一連の流れが、まさに使用済み機械が新しい製品へと再生される証拠です。

初年度には、年間約1,000トンの鉄資源を取り扱うことを見込んでおり、首都圏及び東海地域を中心に、回収済みの板金加工機械から取り組みを開始します。

CO₂排出量の低減


電気炉製鋼は、鉄スクラップを主要原料とするため、そのプロセスにおいてCO₂排出量を大幅に減少させることができます。エンビプロは、静脈産業としての経験を生かし、資源の回収から再資源化までの流通を管理し、トレーサビリティとCO₂排出量の可視化を促進します。

未来への展望


今後、エンビプロはアマダの方針に基づき、対象となる機器の拡張や部材の再生、さらに他の資源への展開も視野に入れ、一体となって進めていきます。これらの活動を通じて、資源循環モデルの社会実装を推進し、「持続可能社会の実現」に貢献するという理念のもと、全力を尽くしていく所存です。

会社の情報


エンビプロ・ホールディングスは、個々の事業会社の経営管理を行うと同時に、リサイクルやトレーディングなど多岐にわたる事業を展開しています。設立からわずか10年で東京証券取引所に上場し、グループ全体で12社を有する成長企業です。

この新たなサーキュラーエコノミーの取り組みは、今後の企業活動にも期待が寄せられるところです。より持続可能な社会を実現するために、エンビプロ・ホールディングスは引き続き革新的な取り組みを続けていきます。


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