ユースライフセービング
2025-11-12 13:44:22

ハードなコンディションでも光輝くユース選手たちの勇姿!全日本ユースライフセービング選手権の結果は

ハードなコンディションでも光輝くユース選手たちの勇姿!



2025年10月4日と5日、静岡県下田市の白浜大浜海岸で「第17回全日本ユースライフセービング選手権大会」が開催されました。この大会では、若きライフセーバーたちが大人顔負けの活躍を見せました。

波が高い中での挑戦


大会が行われた白浜大浜海岸は、波の動きが厳しい海域として知られています。大会期間中も波が上がり、選手たちにとってはハードなコンディションとなりました。安全管理のための説明を受けた後、波の影響で途中棄権する選手も出たものの、多くの選手が自らの技術を信じてチャレンジしました。

特に大会2日目の午後は、波が一番高く、選手たちはその厳しい条件下で力を発揮しました。中でも、西浜サーフライフセービングクラブの浜地櫂依選手(U18)は、11月にニュージーランドで開催される世界大会のユース部門に日本代表として出場する選手であり、今回の大会でもスイム、ボード、サーフスキーと多岐にわたり活躍しました。特に今月中旬に行われた全日本選手権でも、オープン選手と互角に競い合った経験を生かしました。

マルチプレイヤーたちの活躍


一般的にはオープン選手が得意な種目に絞って出場する中、ユース世代はオーシャン種目の選手もビーチ種目に挑戦するなど、その懐の深さが際立ちました。西浜サーフライフセービングクラブの高田理世選手や、湘南GoldenAgeアカデミーの塚根小夏選手、鎌倉ライフガードの米林志選手らは、両方の種目で好成績を残しました。

ライフセーバーに必要なスキルは「泳ぐ・漕ぐ・走る」というバランスの良さです。実際、オーシャンウーマンとオーシャンマンの表彰式では、U15の選手らがU18の上位を占める驚きの結果も生まれました。たとえ体格差があっても、自然の力を巧みに利用することで、勝利を手にすることができるのがこのスポーツの魅力です。

優勝チームと選手たち


ビーチ種目では、ライフガードから参戦した西浜サーフライフセービングクラブが優れた成績を収め、特に岡安海斗選手や岸愛姫選手はそれぞれ2冠を果たしました。最近の競技傾向では、ビーチフラッグスよりもスプリント能力の向上が求められており、選手たちはその点でも高評価を受けました。

大会全体を通じて、西浜サーフライフセービングクラブと鎌倉ライフガードがそれぞれの種目で素晴らしいパフォーマンスを見せました。特に海での実践的なトレーニング成果が色濃く見え、大人とは一緒になって練習を行う姿勢が、選手たちの成長を助けています。

果敢な挑戦の先に


U15の総合優勝は西浜サーフライフセービングクラブが、次いで鎌倉ライフガードと湘南GoldenAgeアカデミーが続きました。今年の大きな成果は、波が高いという厳しいコンディションにもかかわらず、大きな事故や怪我もなく無事に大会を終わらせたことです。次回のユース大会は12月に行われるレスキューのシミュレーションであるSERC選手権です。このイベントは、新たに設けられたユースの枠組みでの初開催となります。これからも、ユース選手たちがさらなる成長を続けていくことを期待しています。


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