滋賀県が誇る名物料理、びわ湖の「うみのこカレー」が2023年9月26日から、滋賀県内のセブン‐イレブン店舗で販売開始されます。県民に親しまれるこのカレーは、琵琶湖での体験学習に参加した小学5年生が味わう特別な料理であり、今回、セブン‐イレブンが滋賀県との協力のもと再現しました。
「うみのこカレー」は、滋賀県の学習船「うみのこ」で提供されているカレーを基にしています。1983年の就航以来、地元の小学校の5年生が琵琶湖の環境について学ぶ際に、船内で楽しむ定番メニューです。特徴は、近江米と滋賀県産の豚肉を使ったカツカレーで、子供たちにとって懐かしい味。長年の親しみをもって、地域の人々に愛されてきました。
セブン‐イレブンは、2021年にこのカレーの商品化を実現し、多くの県民から高評価を得ています。過去に3回の販売を経て、いずれも盛況のうちに終了し、今回が4度目の販売となります。このイベントを通じて、売上の一部が「うみのこ」の運営へ寄付されることも特徴であり、地域愛を育む取り組みとなっています。
カレーのルーには、すりおろした新鮮なにんじんや、丁寧に炒めた玉ねぎ、さらにフルーツチャツネの甘さが加わり、深いコクを持っています。特製の豚カツがトッピングされ、スパイシーで香り高い仕上げです。「うみのこ」の料理長に何度も味見をしてもらい、再現した自信作です。
多くの人々から寄せられる温かい反響は、思い出の味としてのカレーへの親しみを物語っています。「子供の頃に食べたのを思い出し、家族で楽しむために多く買った」というお客様の声や、「みんなで盛り上がる」と店舗オーナーからの声も多く寄せられています。まさに地域とともに歩むカレーとして、滋賀県のシンボル的な存在になりつつあります。
価格は598円(税込645.84円)。このカレーを通じて、滋賀県の文化や歴史を再確認する機会にしたいと、担当者も語ります。「忙しい日常の中で、懐かしさを感じることができる。このカレーを食べれば、子供の頃の思い出が蘇り、心がほっこり温まります」とのこと。さらに、9月28日から開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」に合わせて、県外からのお客様にも滋賀の文化を味わってもらいたいという願いが込められています。
県民の皆様には、身近なセブン‐イレブンで特別なカレーを気軽に楽しむことができ、県外の訪問者には滋賀県民のソウルフードを体験できる良い機会となります。ぜひこの「うみのこカレー」をセブン‐イレブンでお楽しみください。滋賀の風味を味わいながら、地域の文化に触れてみてはいかがでしょうか。ただし、店舗によって取り扱いの有無や価格が異なるため、事前にご確認ください。売り切れになる可能性もありますので、お早めにご来店をお勧めします。