新たな季節の味わい、AODAIDAI(青橙)のご紹介
熱海に拠点を置く株式会社シークリフ・スピリッツが、初のSEASONAL EDITION「AODAIDAI(青橙)」を2025年11月29日から販売開始します。このクラフトジンは、熱海の特産品である橙の一瞬の美しさ、特に「回青橙」という名で知られる熟す前の青い状態の香りを見事に捉えています。
青橙とその魅力
青橙は、木にしっかりと留まった後も、やがて青みを帯びることから「回青橙」と呼ばれており、これには「代々栄える」という意味も込められています。そんな青橙の瑞々しい香りとともに、熱海の冬の幻想的な景色を思い起こさせる一杯を楽しむことができます。蒸溜家の釜谷道夫氏は、このクラフトジンに「青橙のグリーンな香りと柔らかな果皮の苦みが、若さや未熟さを描写しています」と述べており、希望に満ちた華やかさが感じられます。
SEASONAL EDITIONシリーズの始まり
今回の「AODAIDAI」は、SEACLIFF 熱海蒸溜所が展開する「SEASONAL EDITION」の第一弾。四季それぞれの表情をテーマにしたクラフトジンを今後も展開予定で、どんな風味が楽しめるのか期待が高まります。
ボタニカルとその調和
このジンには、熱海の契約農家で育てられた化学薬品を一切使わずに育てた青橙を使用。丁寧に蒸溜することで、青橙が持つほろ苦さや透明感のあるグリーンの香りを最大限に引き出しています。ベースには国産米アルコールが用いられ、ジュニパーベリーやレモングラスと組み合わせられています。
グラスに注ぐと、青みを帯びた柑橘の香りが立ち上がり、ほのかなビター感とハーブの清涼感が口に広がります。飲み終えた後は、優しいフローラル感とすっきりとした後味が残り、まさに心地よい一杯と言えるでしょう。
おすすめの飲み方
「AODAIDAI」の楽しみ方として、ソーダとの組み合わせが特におすすめ。オン・ザ・ロックで楽しむ場合、氷の溶け具合と共に、柑橘とレモングラスの香りが対流し、変化が楽しめます。お料理とのペアリングにも秀逸で、白身魚のカルパッチョやホタテのソテー、鶏の香草グリル、またはパッタイなど、ハーブの風味が豊かな料理との相性も抜群です。食前酒としても、食中酒としても楽しませてくれる一品です。
商品情報
商品名:SEASONAL EDITION「AODAIDAI(青橙)」
品名:ジン
ボタニカル:青橙、ジュニパーベリー、レモングラスなど(全6種類)
容量:500ml / 200ml
アルコール度数:45%
希望小売価格:500ml 6,000円(税別)、200ml 3,000円(税別)・化粧箱付き分も用意されています。
発売日:2025年11月29日(土)
販売チャネル:SEACLIFF 熱海蒸溜所、公式オンラインストア、取扱店
ラベルデザインの魅力
このSEASONAL EDITION「AODAIDAI」のラベルデザインは、通常の「STANDARD GIN」のスタイルを踏襲しつつ、青橙の移ろいをテーマにした独自のアートが施されています。ラベルの端に見える青からオレンジへの色の変化は、青橙そのものを巧みに表現しており、視覚的にも楽しむことができます。
SEACLIFF 熱海蒸溜所の理念
SEACLIFF 熱海蒸溜所は、静岡県熱海市に位置し、地域の恵みを生かしたジン作りを進めています。特に、柑橘やハーブ、海藻などの地元の素材を活用しながら、持続可能な方法にこだわった製造が行われています。また、「1% for the Planet」のメンバーとして、環境保全活動にも力を入れており、地域と共に成長することを目指しています。
ぜひ「AODAIDAI」で、熱海の移ろいゆく季節を感じながら、一杯のクラフトジンをお楽しみください。