自然と共存するキャビンホテルがACAO FORESTに登場
静岡県熱海市のACAO FORESTでは、2026年に新たに5棟のキャビンホテルがオープンします。この取り組みは、ACAO SPA & RESORT株式会社とA Cabin Companyの業務提携に基づくもので、自然環境を活かした新しい宿泊空間が誕生します。
ACAO FORESTは、太平洋を見渡す丘に広がるリゾートパークであり、13のテーマガーデンやアート作品、隈研吾氏設計のカフェ「COEDA HOUSE」など、多彩な魅力を持っています。しかし、昼間は多くのお客様が訪れる一方で、夜間の利用が少ないという課題がありました。訪れた方々からは、「ここに宿泊したい」という声も多く寄せられていたため、今回のキャビンホテルの導入を決定しました。
キャビンの特長と体験
A Cabin Companyが提供するキャビンホテルは、東京都内で生産された杉や檜を用いた低インフラ型の木造キャビンです。このキャビンは、上下水道や電気・ガスがなくても設置ができるため、自然環境を傷つけることなく快適な滞在が可能です。ホテルのクオリティを保持しつつ、工事を最小限に抑えた上での設置が特徴です。
さらに、2026年初旬には、園内で最も眺望の良い「レモン畑」エリアに1棟目のキャビンが開業予定です。宿泊客は、日中のガーデン散策に加え、普段は体験できない早朝の静けさや自然の美しさ、また夕暮れ時の海の色の変化を楽しむことができます。日の出前や夜空に浮かぶ月明かりの下で、相模湾にひとすじの光るムーンロードを堪能するといった特別な体験が提供されるのです。
施設情報と料金
このキャビンホテルは、最大2名が宿泊可能で、料金はお一人様15,000円からとなります。アメニティとしては、専用バスルームやフルキッチン、Wi-Fi完備、屋外ラウンジスペースもあり、すべてが快適さを追求しています。薪も無料で提供されるため、薪を使った料理体験も楽しめます。
山﨑勇輝と西村 彬が語る想い
ACAO SPA & RESORTの山﨑勇輝氏は、「多くのお客様からの宿泊に関する声に応えられなかったが、今回のキャビンホテル開設により、ACAO FORESTの本来の魅力を知っていただける」と期待を寄せています。
一方、A Cabin Companyの西村 彬氏は、「この美しい自然を次世代にもつなげていきたい」と語り、地域の魅力を活かした施設を提供することで、自然との共生を目指しています。自然と触れ合うことができるキャビンホテルでの滞在は、贅沢なだけでなく、持続可能な価値を提供してくれることでしょう。
開業に向けての準備
2026年末までには、全5棟のキャビンホテルを開業する計画です。新たな宿泊体験を通して、ACAO FORESTは、さらなる魅力を増していくでしょう。これからの展開に注目し、訪れる人々に心温まる特別な時間を提供することが期待されます。自然に囲まれた贅沢な空間での滞在は、リフレッシュ効果抜群です。
自然の美しさを生かしたキャビンホテルでの新しい体験を、ぜひお楽しみに!