伊豆わさびの挑戦
2025-09-05 12:21:22

世界へ挑む伊豆産わさびフェアがクアラルンプールで開催!

世界へ挑む伊豆産わさびフェアが開催



静岡県伊豆地域は、日本一の本わさびの産地として知られており、その魅力が海外へ向けて発信されます。2025年9月1日から10月24日まで、マレーシア・クアラルンプールの「元年堂 GAN-NEN-DO」にて、「静岡わさびフェア」を開催。このイベントは、農林水産省の補助事業の一環として実施され、現地消費者との直接的な接点を目指す新たな挑戦です。

伊豆産わさびの特徴


伊豆産のわさびは、全国的に見てもその品質において他を圧倒しています。生産量や産出額の面でも、日本一を誇ります。静岡県の水わさび栽培面積は118.5ヘクタールで、長野県の31.1ヘクタールを大きく上回る数字です。特に、伊豆の水わさびはFAO(国連食糧農業機関)から世界農業遺産に登録されていることでも名高く、地元の生産者たちはその伝統を守りながら、高品質なわさびを生産しています。

マレーシア市場への挑戦


今回のフェアでは、単なる展示会にとどまらず、現地の卸業者と連携し、直接小売店やレストランへのアプローチを行います。この取り組みは、現地消費者のニーズに基づいた持続可能な輸出モデルの構築を目指しています。フェアでは、わさびを使った特別メニューや、現地消費者との接点を持つことで、真の価値を体験してもらうことが狙いです。

目指す未来


伊豆わさび漬組合の理事長、山本勲氏は、わさびの魅力を「香りと辛味の調和」にあると語ります。持続可能な取引モデルを確立し、海外でも伊豆産わさびを楽しんでもらうための努力が続いています。これまでの西日本のブランドイメージを脱却し、東南アジア全体への拡大を目指す展望も描かれています。

フェアの詳細


  • - 展示期間: 2025年9月1日~10月24日
  • - 場所: 元年堂 GAN-NEN-DO(Publika Shopping Gallery、クアラルンプール)
  • - 営業形態: 特別メニュー提供や展示を通じて、現地消費者との接点を強化します。デジタルマーケティングを駆使し、SNSを通じた情報発信も行います。

現地でのプロジェクト推進


「CULTURE LINK MALAYSIA SDN.BHD.」がプロジェクトを後押しし、これまでの日本文化体験の実績を生かして、伊豆産わさびの認知度向上を目指します。特に元年堂は、人気のある店舗として知られており、多くの訪問者を迎えてきました。

これからの展開


静岡の本わさびが持つ潜在能力は計り知れません。今回のフェアを機に、伊豆産わさびのブランド確立を図り、ASEAN地区全体への展開を視野に入れた取り組みが期待されます。マレーシアという新たな舞台で、静岡の品質を世界に伝えることができるのか、注目が集まります。

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店舗情報:
  • - 店舗名: 元年堂 GAN-NEN-DO Publika Kuala Lumpur
  • - 所在地: D1-G3-02 Solaris Dutamas No.1, Jalan Dutamas 1, 50480 Kuala Lumpur
  • - 営業時間: ランチ 11:00-15:00 / ディナー 17:00-22:00

伊豆わさび漬組合へのお問い合わせは、045-982-0892、またはメール([email protected])でどうぞ。


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