春の風物詩「しらす漁」が用宗港で解禁!
静岡市駿河区の用宗港で、待ちに待ったしらす漁が3月21日(金)に解禁されました。この日、漁に出た船は約400キロのしらすを水揚げし、大変賑わっていました。今シーズンの漁は2025年1月14日(水)まで続き、用宗港内の漁協直営店「どんぶりハウス」や市内の飲食店では、新鮮な生しらすを使った特別メニューが登場します。
用宗港のしらす漁とは?
用宗港は全国屈指のしらす水揚げ量を誇り、特に新鮮さにこだわった漁法で知られています。手船と運搬船が役割を分担し、しらすを鮮度良く港に運ぶための工夫が施されています。そのため、水揚げされたしらすはその日のうちに市場へ流通し、味わうことができます。新鮮なしらすはまさに春の贈り物です。
用宗港の歴史と漁業の現状
用宗港は古くから沿岸漁業が盛んで、焼津港とともに発展してきました。明治の初めの頃からしらす漁が行われてきたとされ、現在54隻の漁船が操業しています。この漁港は、安倍川の恵みを受けて栄養豊富なプランクトンが豊富に生息し、しらすが育ちやすい環境を整えています。
直営店「どんぶりハウス」の魅力
「どんぶりハウス」では、透明感のあるぷりぷりの生しらすを堪能できるメニューが用意されています。営業時間は11:00から14:00までで、定休日は雨天時のため、訪問時は注意が必要です。特におすすめは、新鮮なしらすをたっぷりと盛り付けた「生しらす丼」(800円)。食材の新鮮さがそのまま味に表れ、特別な一品となるでしょう。
どんぶりハウスのメニュー例
新鮮なしらすを山盛りにした贅沢な丼。
生で食べられるしらすを釜揚げし、旨味が凝縮。
生しらすとまぐろの二色丼。
用宗の釜揚げしらすと清水港のマグロの漬けが一緒にいただけます。
しらすの味わいが楽しめる商品
用宗港漁協の直売所では、釜揚げしらすやしらす佃煮など、様々な特産品を販売しています。新鮮なしらすをそのまま自宅でも楽しむことができるので、贈り物にも最適です。特に人気なのは釜揚げしらすで、500円からお求めいただけます。佃煮は400円で販売し、すべてが直売所オリジナルの味に仕上がっています。
新しい楽しみ方
また、用宗特産の釜揚げしらすを使用した「ヨーグルトジェラート」も注目の一品です。しらすの風味とヨーグルトの酸味が絶妙にマッチし、軽やかなデザートとして人気です。「LA PALETTE 用宗本店」で楽しむことができます。
まとめ
春になると旬を迎える用宗のしらす。鮮度が高く、旨味がしっかりと詰まったしらすを直営店で味わうことができる貴重な機会です。期間限定で味わえる特別メニューをぜひお見逃しなく。新鮮さと美味しさを味わえる「用宗港」のしらす漁を堪能してください!