ヤマハ発動機にて「mento」が管理職コーチングを開始!
企業のマネジメント力の強化と部下の成長を促すため、管理職コーチングサービス「mento」がヤマハ発動機株式会社に導入されることが決定しました。この取り組みは2025年4月より開始され、パワートレイン開発本部プロダクト開発統括部の管理職を対象に行われます。
1. 導入の背景
ヤマハ発動機株式会社は、人的資本経営の理念として「Challenge & Growth」を掲げています。この理念に基づき、多様性を持つ社員にチャレンジの機会を与え、組織としての成長を図っています。これを踏まえ、管理職の育成に特化した「mento」の導入が決定されました。
従来、多くの企業はエグゼクティブや限られた職種の人々にしかコーチングサービスを提供していませんでした。しかし、「mento」は中間管理職を含む多くの社員に向けて、一斉に高度なコーチングを提供できるため、ヤマハにとっては理想的な選択肢でした。
2. 「mento」とは
「mento」は、リーダーシップを支援するマネジメントコーチングサービスです。オンラインプラットフォームを通じて、高品質なコーチングを手軽に受けることができます。これまでに60,000時間以上のコーチングを行い、約200名のプロコーチが登録されています。
このサービスでは、受け放題のプランがあり、忙しい管理職も自分のペースでコーチングを受けることができる点が特徴です。さらに、AIを活用した「AIエンパワードコーチング」により、コーチングがよりスムーズに運営されるのも大きな魅力です。
3. ヤマハ発動機の期待
ヤマハ発動機のパワートレイン開発本部では、部門長の杉浦利一氏が新設された部門の舵取りをしています。杉浦氏は、コーチングを通じてマネージャーのパフォーマンスを向上させることが急務であると考え、部門内の役割変更やミッションの明確化に取り組んできました。
このコーチングによって、各マネージャーのありたい姿を言語化し、目指すべき方向性を明確にすることが期待されています。杉浦氏は、利害関係のない第三者であるコーチの存在が、率直な意見を引き出すのに役立つと考えています。このような外部の助けを得ることで、部門全体のパフォーマンス向上につながることを目指しています。
4. 「mento」から得られる効果
「mento」の導入によって、管理職はより効果的に部下をサポートできるようになることが期待されています。コーチングを通じて得られるスキルや知識は、マネジメント力を強化し、部下の育成に大きく貢献します。
また、コーチングのプロからのフィードバックは、日常業務の悩みを解消し、業務の質向上につながるでしょう。部門全体が一体となって、新たなチャレンジに立ち向かうための大きな力となることでしょう。
5. まとめ
ヤマハ発動機での「mento」の導入は、企業としての成長を目指し、管理職のスキル向上に寄与する重要なプログラムです。この取り組みがもたらす効果に期待が寄せられています。ヤマハとmentoのコラボレーションが、社員一人ひとりの成長を促し、未来の組織を切り開くことを願っています。