壱岐市と「おてつたび」新たな協定を締結
長崎県に位置する美しい壱岐市が、株式会社おてつたび(東京オフィス:東京都渋谷区、代表取締役CEO:永岡里菜)とエンゲージメントパートナー協定を結成しました。この協定は、地域の人手不足を解決し、関係人口を広げることを目指しています。2025年9月22日には、壱岐市で記念の協定式も行われました。
壱岐市の特色と背景
壱岐市は、玄界灘に浮かぶ自然豊かな離島として知られています。古代から大陸との交流の拠点だったこの島は、独自の歴史と文化を育んできました。美しい海岸や神秘的な神社、豊富な海の幸や山の幸が魅力であり、観光と生活が調和している地域です。しかし、近年の人口減少や少子高齢化の影響で、人手不足という大きな課題を抱えています。
市内では、すでに6社が「おてつたび」を利用しており、370名以上が申し込み、実際には約120名が就業しています。今回の協定によって、壱岐市内の事業者がこのサービスをさらに広く活用し、人手不足の解消と壱岐ファンの増加を同時に実現することが目指されています。
協定の目的と取り組み
この協定の主な目的は、壱岐市の人手不足解消と、地域における関係人口の創出・拡大です。「おてつたび」を活用して、参加者が市内の各産業で働きながら地域の魅力を楽しむ活動を推進していきます。
具体的な取り組み内容
1.
「おてつたび」の活用拡大:市内の事業者がこのプラットフォームを利用することで、働き手を確保します。
2.
市内産業での就労を通じた関係人口の創出:参加者が壱岐での仕事を通じて地域との繋がりを深めます。
3.
イベントセミナーの共同開催:市内の事業者および参加希望者向けの説明会やセミナーを行い、理解を深めます。
4.
滞在支援の強化:参加者が安心して過ごせる住環境をサポートし、滞在中のサポート体制を強化します。
5.
施策の効果検証:アンケートや調査を通じて、協定後の地域への影響を分析し、今後の活動に活かしていきます。
壱岐市と「おてつたび」の期待の声
壱岐市の篠原一生市長は、「壱岐市は素晴らしい自然環境と豊かな歴史を誇るが、人口減少や少子高齢化という切実な問題に直面している。おてつたびを通じて出会いが広がり、地域への関心が高まることで、住み続けたくなるような仕組みを構築したい」と期待を寄せています。
一方、株式会社おてつたびの代表である永岡里菜氏も、「壱岐への道を選んでくれる参加者が増え、多くの人々がこの美しい離島の魅力を体感することを嬉しく思います。さらなる地域ファンの増加に期待しています」と語っています。
「おてつたび」の魅力
「おてつたび」とは、短期アルバイトと旅を組み合わせた人材マッチングサービスです。地域の事業者は、必要な人手を全国から確保でき、旅行者は仕事をしながら地域の文化に触れ合うことができる新しいスタイルの旅行が実現します。
交通費は自己負担ですが、地域で働くことで得られる報酬により、旅行コストが軽減されます。また、働き手は余暇を利用して地域の観光も楽しむことができ、双方にとってウィンウィンな関係が築かれます。登録者数は2025年9月現在で85,000人を突破し、宿泊業や農業などの多様な業種が参加しています。
この協定が、壱岐市の今後の地域活性化への大きな一歩となることを期待しています。
御社のプロジェクトに興味のある方は、ぜひ「おてつたび」の公式ページをご覧ください。旅行の新たな始まりが待っています。