平和の象徴を込めたトロフィー
2025年1月、広島で開催される「天皇盃 第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」のメインスポンサーである株式会社大創産業が、広島市立基町高等学校の生徒に依頼して制作した平和をテーマにしたトロフィーが完成しました。このトロフィーは、平和記念公園に飾られている折り鶴を再利用したもので、全8作品が生まれました。
鶴とたすき、そして錦鯉のデザイン
トロフィーには、平和の象徴である鶴と未来への希望を託すたすきが取り入れられています。さらに、広島の縁起の良い錦鯉の模様もデザインに盛り込まれており、地域の特性を反映しています。この取り組みは、平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げられた折り鶴を用いることで、全世界に平和の思いを広めることを目指しています。
制作に関与した生徒たちは、選手たちの強さと走る姿を思い浮かべながらトロフィーを作ったと話しています。彼らの平和への思いを選手たちにつなげたいという願いが込められています。
大創産業と未来の平和の担い手
大創産業は、2015年から「天皇盃 全国男子駅伝」のメインスポンサーを務めており、平和記念公園付近を走るこの大会を通じて、スポーツの振興と平和のメッセージを広める機会と捉えています。このトロフィーのアイデアは2019年に始まり、今回で4回目の授与となります。2020年と2021年には新型コロナの影響で大会が中止となったものの、続けて平和を考えるきっかけとして高校生にトロフィーのデザイン・制作を依頼しています。
学生たちの成長を支える教育
広島市立基町高等学校の普通科創造表現コースは、1999年に設立されました。このコースは、表現を通じて個性を伸ばし、芸術文化の創造や発信を促進することを課題としています。多くの生徒が芸術系の進学を目指しており、基礎的な美術力と学力の向上を重視した教育を実施しています。
大創産業の目標と展開
大創産業は1977年に設立され、「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」という理念を掲げ、DAISOやStandard Products、THREEPPYなどのブランドを通じて、76,000点以上の商品を展開しています。その店舗は日本国内はもちろん、海外にも広がり、多くの人々に日常生活の質を向上させる商品を提供しています。
終わりに
このトロフィーが授与された際、平和記念公園の想いが選手たちにも届くことを願っています。高校生たちのデザインするトロフィーが、平和を信じる未来の担い手たちにあたる選手たちが、次世代へと続く平和の思いを伝える架け橋となることを期待しています。