日本の美、カンヌへ
2025-06-10 11:07:25

世界の舞台で魅せる日本の美、佐野翔平氏の伝統ジュエリー発表

世界の舞台で注目を浴びる日本の伝統ジュエリー



2025年5月21日、南仏カンヌのVilla Forbesにて行われたONIRIQラグジュアリーファッションショーで、日本の伝統ジュエリーが初めてお披露目されました。このファッションショーは、カンヌ国際映画祭の開催期間中という特別なタイミングで行われ、多くの国際メディアや映画、ファッション界の著名人が集まる中、精力的に行われました。

粋響株式会社の代表、佐野翔平氏のもと、日本の伝統的な技術に基づく革新的なデザインが注入されたジュエリーコレクションが、そこで紹介されました。先にミラノコレクションで評価を受けた作品群が、映画とファッションの聖地で新たなページを刻んだのです。

ジュエリーコレクションの魅力


今回発表されたコレクションのテーマは「伝統と革新」。日本ならではの職人技と現代デザインを調和させ、その美しさが際立つ作品群を生み出しました。

かんざし(簪)


伝統的な技法を用い、江戸切子のガラス装飾と縞黒檀の美しさを融合させたかんざしは、特にモダンな雰囲気を醸し出しています。使われている色合いや質感の組み合わせは、日本の伝統文化を巧みに表現しています。

江戸切子と玉鋼のピアス


この作品には、ガーネットの深い紅色とあこや真珠の純白が絶妙に組み合わされ、江戸切子と玉鋼の透明感が際立つデザインが施されています。日本の伝統模様を現代のセンスでアレンジしたことで、新たな価値を創り出しています。

ブレスレット


玉鋼を封じ込めたパーツを基に、黒翡翠を施したブレスレットは、素朴さと華やかさを兼ね備えた印象的なデザインです。シンプルでありながらも、個性的な美しさが際立っています。

国際的な評価と今後の展望


カンヌでのプレゼンテーションにより、日本の伝統と現代のデザインが融合する新たなアプローチが、国際的に評価されました。この発表は、Forbes FranceとONIRIQの共催という権威ある場でのもので、国際的なファッションに進出する大きな一歩です。

代表の佐野氏は、「カンヌ国際映画祭で日本の伝統技術を発表できたことは、私たちの使命である『伝統と革新』の理念を世界に伝える重要な一歩です」と熱意をもって話しています。

伝統屋 暁とその理念


粋響株式会社が掲げる「伝統屋 暁」は、再び職人とその技術が輝く未来を見つめることを目的にしています。職人の技術を大切にし、失われつつある文化を継承しながら、消費者一人ひとりの生活に寄り添う商品を提供していく姿勢が彼らの目標なのです。

今回のカンヌでの発表が、日本の文化や技術を世界に再認識させる契機となることを期待し、今後の展開に注目が集まります。


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