浜松で新たな挑戦を開始するインド工科大学卒業生たちのストーリー
2026年8月、静岡県浜松市にあるアルフレッド株式会社に、インド工科大学ハイデラバード校を卒業した二人の研究者が新たに加わりました。Kanishka Gupta(カニシュカ・グプタ)とRohit Gundeti(ロヒット・グンデティ)の二人は、共に気候変動と人工知能(AI)に特化した専門性を持っています。アルフレッドにおいて、二人はアスベストの自動判定AIモデルの開発に従事しています。
インド工科大学ハイデラバード校の卒業生たちが目指すもの
IITハイデラバード校は、2007年に設立された日印共同により設立された教育機関で、エンジニアリング部門での国際的な評価も受けており、多くの企業がこの大学からの人材を求めています。KanishkaとRohitは、その中でも特に優秀な卒業生として知られています。Kanishkaは在学中にジュニアリサーチフェローとしての実績を持ち、Rohitは気候変動とコンピュータサイエンスの交差点に立つ研究を行ってきました。
二人が浜松のアルフレッドを選択した理由は、AIを通じて社会問題に関与したいという強い願望に基づいています。Kanishkaは、アスベストが私たちの社会にどれほど重要な課題であるかを知り、AI技術を使ってその解決に寄与できる機会があると感じ、アルフレッドに入社する決意を固めました。一方のRohitも、同様に地域の課題に真剣に向き合うアルフレッドに惹かれたと語ります。
浜松の生活と地域コミュニティへの貢献
浜松に到着した二人は、すぐに新たな生活に馴染み始めました。異文化を経験しつつ、懸命に日本語を学ぶ日々を送っています。Kanishkaは、同僚たちとの交流を通じて日本の職場文化を体験し学びを深めています。彼は「浜松での生活には、さまざまな新しい学びがあり、その中で地域の一員として貢献できることを楽しみにしています」と述べています。
一方、Rohitも日本の文化や地域の特性を理解しながら、新しい生活を楽しむことができていると語ります。「浜松の力強いものづくり文化に魅力を感じており、ここでさまざまな人々と交流することが貴重な経験となっています」というコメントからも、その学びの意欲が伝わってきます。
AI研究開発の最前線での挑戦
アルフレッドは、アスベスト分析の分野においてAI技術の研究開発に注力しており、特に日本国内でのアスベスト自己判定技術において優位性を誇っています。KanishkaとRohitの参加は、会社の研究開発体制を一段と強化することとなり、彼らの専門性が新しい価値を創造する可能性に期待が寄せられています。
代表の三井伸悟は、「彼らの技術的な背景は私たちの目指す『AI×分析の新スタンダード』の実現に向けて大きな一歩となるだろう」と話し、彼らを全力でサポートする姿勢を示しています。
今後の展望
アルフレッドは、2026年9月にはさらに5名のIITハイデラバード校出身者を迎え入れ、AI研究開発体制をさらに強化していく方針です。地方のベンチャー企業が、世界的に注目される人材を迎え入れ、成長を続ける姿が期待されています。浜松市から広がっていくこの挑戦は、今後ますます注目を集めていくことでしょう。