三生医薬が切り拓く健康食品OEMの新たな扉とは

1. 新サービスの誕生背景

静岡県富士市に本社を構える三生医薬株式会社が、新たな健康食品・サプリメントOEMのサービスを発表しました。これまでのOEM製造では、情報のやり取りや伝達に時間がかかり、スピードや品質が要求される市場での生産性が脅かされていました。その課題を解決すべく、三生医薬は新たに「オーダーメイド型」支援と「サブスク型」機能性表示食品サポートを展開します。この２つのサービスは、これまでの常識を覆すものであり、顧客のニーズに応じた新たな価値を提供することを目指しています。

2. オーダーメイド型開発支援

「オーダーメイド型」支援では、顧客ごとに専門のエキスパートチームが編成され、アイデア段階から商品が市場に出るまで、一貫したサポートを提供します。この新体制は、従来の「伝言ゲーム型」の方法から脱却し、各部門の専門家が直接コミュニケーションを図ることで、より質の高い商品設計を実現します。特に市場動向を踏まえたコンセプト提案や制度、品質課題への迅速な対応は、これまでにない開発体験をもたらすでしょう。

3. サブスク型機能性表示食品サポート

さらに、三生医薬が提供する「サブスク型」サポートは、特に機能性表示食品制度の複雑化に対応するために設計されたものです。届出準備から受理後のフォローアップまでを包括的に支援し、顧客が安心して販売活動を続けられるようにサポートします。具体的には、制度解説や届出資料の作成サポート、消費者庁への届出立会いなど、多岐にわたるサービスが含まれます。また、製品の製造元に関係なく年契約で利用できるため、より多くの企業が利用できる環境を整えています。

4. 展示会での初紹介

これらの新サービスの詳細は、2025年10月に開催される「食品開発展2025」にて初めてお披露目される予定です。三生医薬のブースでは、実際に開発支援体制やサービス内容を体感できる機会が設けられ、最新の市場動向や制度対応に関するセミナーも開催される予定です。これは、商品企画や開発を行うプロフェッショナルにとって、大いに参考になる内容が期待されます。