ふじのくに セルロース循環経済国際展示会が開催
静岡県では、持続可能な脱炭素社会の実現と循環経済の促進に向けて、セルロースナノファイバー(CNF)などの新素材の社会実装を進めています。この一環として、来る令和7年10月16日と17日の2日間、富士市にある「ふじさんめっせ大展示場」にて、「ふじのくにセルロース循環経済国際展示会」が開催されます。このイベントは、植物素材と循環経済をテーマにし、過去最多となる128の企業や団体が出展します。
展示会の概要
日時
- - 令和7年10月16日(木) 13:00~16:00
- - 令和7年10月17日(金) 9:00~15:00
会場
- - ふじさんめっせ大展示場(富士市柳島189-8)
出展内容
展示会では、以下の内容が予定されています:
1.
企業・団体ブース:128社・団体が自社の取り組みを紹介します。
2.
植物素材を活用したモビリティ展示:陸、海、空をテーマにした最新のマリンジェットやドローン、さらにはコンセプトカー「しずおかもくまる」など、約10台のモビリティが用意されています。これらは、静岡大学やトヨタ車体㈱、ヤマハ発動機㈱などの協力により展示され、技術革新の息吹を感じさせてくれます。
3.
体験型展示ブース:大阪・関西万博で展示された「セルロースの機能性体験コーナー」が再現され、㈱シャンソン化粧品のハンドクリームの塗り心地や、利昌工業㈱のナノセルロースパイプの硬さを実際に体験できます。
4.
企業プレゼンテーション:36社・団体によるプレゼンテーションが行われ、最新のテクノロジーやビジネスのアイデアが紹介されます。
5.
個別商談コーナー:出展企業との個別商談も可能です。自社のニーズに合った素材やソリューションを見つける良い機会です。
参加のメリット
この展示会に参加することで、最新の植物素材に関する知見を深めたり、企業の取り組みを直接知ることができます。さらに、ネットワーキングの場としても活用でき、今後のビジネスチャンスを広げる場にもなります。循環経済に興味がある方はもちろん、業界関係者や技術者、学生もぜひ足を運ぶべきイベントです。
まとめ
脱炭素社会そして循環型経済の促進に向けた新しい素材、セルロースナノファイバーに焦点を当てたこの国際展示会は、未来の持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなります。また、地域経済の活性化にも寄与するでしょう。この貴重な機会をお見逃しなく!