新しい旅の形を創造する『空想旅文庫』
静岡県を拠点にする株式会社micro development(mdi)が、全国の宿泊施設や地域事業者と連携し、"空想旅文庫"プロジェクトを発表しました。このプロジェクトの目的は、日本各地の魅力を伝えるオリジナル小説を制作し、それを通して新しい旅行体験を創造することです。
地域の物語から始まる旅
『空想旅文庫』は、実際の宿泊施設や地域を舞台にしたオリジナル小説を制作し、旅がどのように進むのかを探るプロジェクトです。宿泊客は物語を通じてその土地の文化や歴史、風景に触れ、旅をより深く味わうことができます。旅行者が物語を読み、その舞台を訪れることで、見慣れた風景が新たな意味を持ち始めます。
プロジェクトでは、特別な体験を提供することを目指して、宿泊施設と地域の文化、そこで生きる人々の日常の記憶などを物語に反映させます。今回、約30組の宿泊施設や地域のプロジェクトに参加を呼びかけています。
共創パートナーの募集中
2026年9月1日より、共創パートナーとして宿泊施設や自治体、企業を募集しています。各地域の特色や課題に応じたストーリーを共に考え、実現することが主な目的です。参加することで、地域が抱える問題への新たなアプローチが期待されます。
プロジェクトでは、30万(税別)の費用が基本的に無料となり、完成した作品の冊子30冊を含んだ提案を行います。ヒアリングから作品の制作、実際の活用に至るまで、すべての過程をサポートします。
物語を通じた新しい関わり方
これまでの取り組みを通じて、物語は宿泊体験を豊かにし、地域との新たな出会いをもたらす可能性が明らかになっています。地域ごとの文化や風景を題材にした小説がどのような影響を与えられるか、参加者とともに探っていく計画です。
すでにある取り組みの紹介
過去には、静岡県伊東市の宿を舞台にした『風と天井の地図』や、稲取を舞台にした『風のあしあと ~いなとりで暮らす5人の物語~』などが制作され、物語が宿泊やまち歩きに活かされました。こうした取り組みは、地域との繋がりを深化させ、宿泊者にとってもかけがえのない体験を提供しています。
プロジェクトの今後の展開
この共創プロジェクトを通じて、物語の力を利用して新たな地域の魅力を引き出す試みが続々と展開されます。『空想旅文庫』は、一冊の小説から始まる新しい旅のかたちを模索しながら、日本各地にその物語の舞台を広げていくことを目指します。未来には、47都道府県全てにこのような「空想旅文庫」の物語が生まれ、多くの人々に愛されることを期待しています。
参加方法と詳細
興味のある宿泊施設や地域事業者は、2026年9月1日から10月18日までに応募フォームを通じて申し込むことができます。具体的な詳細や過去の実績に関しては、公式ウェブサイトを参照してください。
空想旅文庫公式サイト:
空想旅文庫
旅行者が物語を通じて地域を体験し、地域住民がその物語に参加することで新たな関係が築かれる。これこそが、空想旅文庫が提案する新しい旅のスタイルです。