新型緑化芝生の実証
2026-06-29 14:53:22

静岡発!高機能バイオ炭を用いた緑化ビジネスモデルの実証がスタート

静岡発!高機能バイオ炭を用いた緑化ビジネスモデルの実証がスタート



静岡県静岡市を拠点に活動する富士見工業株式会社は、株式会社TOWING及び株式会社ニチノー緑化と協力し、高機能バイオ炭「宙炭」を基にした新しい緑化用芝生の開発と栽培実証を始めました。これは、造園業界における環境負荷の低減を目指した先進的な取り組みの一環です。

背景


近年、気候変動に対する懸念が高まり、建設・造園業界でもカーボンフットプリントの削減が求められるようになっています。このような状況の中、富士見工業やニチノー緑化は、温室効果ガス排出を抑えた資材の普及に向けた施策を模索してきました。特に、J-クレジット制度のバイオ炭施用法則を参考に、緑化用資材における最適化を試みることが重要になっています。

実証内容


この実証では、富士見工業が全体のコーディネートを行い、TOWINGが製造する高機能バイオ炭「宙炭」をニチノー緑化の芝生契約先の農地に散布する方法で進めます。新たに開発される芝生は、炭素固定効果に加え、土壌改善機能も持つため、芝生の品質向上が期待されています。

検証ポイント


1. 生育・品質への効果:施用された宙炭が芝生の成長や品質に与える影響を詳しく調査します。
2. J-クレジット創出可能性:農地におけるバイオ炭施用によって生じる炭素の固定量を測定し、クレジットの発行の可能性を探ります。
3. 経済性の評価:施用にかかるコストと、施用によって得られる利益を総合的に分析し、ビジネスの持続可能性を評価します。

このプロジェクトは、2050年までにカーボンニュートラルを目指す日本の政策に貢献しようとする取り組みと見なされています。また、これまでにない緑化用芝生へのJ-クレジット制度の適用は、業界全体に新しい商機を提供するでしょう。

今後の展開


2026年春から本格的な実施が始まり、成長状況や土壌の検証が行われます。得られたデータを基に、2027年度にはJ-クレジットの発行を目指します。また、J-クレジットを造園や緑化工事を行う企業に販売し、新たなビジネス価値を提供することも計画しています。

会社概要


富士見工業株式会社


  • - 現在の代表者:山本 正信
  • - 住所:静岡県静岡市駿河区富士見台 1丁目21-22
  • - 設立年:1946
  • - 公式サイト

株式会社TOWING


  • - 現在の代表者:西田 宏平
  • - 住所:愛知県名古屋市千種区不老町1番 名古屋大学内
  • - 設立年:2020
  • - 公式サイト

株式会社ニチノー緑化


  • - 現在の代表者:永井 統尋
  • - 住所:東京都中央区日本橋小伝馬町14-4
  • - 設立年:1974
  • - 公式サイト

このプロジェクトは、地球環境への配慮と経済の両立を目指す新しい試みとして、多くの関心を集めています。将来的には全国的な普及を図り、業界全体の脱炭素化に寄与することが期待されています。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 富士見工業 宙炭 TOWING

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。