3D住宅、種子島に
2025-03-20 09:54:21

種子島に3Dプリンター住宅が登場!地域創生プロジェクトの新たな拠点

新たな拠点が南種子町に誕生



鹿児島県南種子町に、最先端の3Dプリンター住宅が建設されることが決定しました。このプロジェクトは、地域創生を目指す株式会社JOINXと、3Dプリンター住宅の開発を行うセレンディクス株式会社の共同事業です。特にこの事業は、地元の子供たちに向けた学びの場として期待されています。

プロジェクトの背景



南種子町は「宇宙に一番近い島」として知られ、多くの宇宙関連プロジェクトが進行しています。この地に建設される3Dプリンター住宅は、「宇宙ヶ丘公園」内に位置し、宇宙科学に関連する教育機関の拠点となることを目指しています。JOINXが主体となり、ここでは宿泊施設や研修スペースが整備される予定です。

この宿泊施設では、宇宙科学に基づいた研修や実験が行われ、地域の子供たちだけでなく、全国各地から集まるデジタル人材の育成も計画されています。また、企業の研修型ワーケーションに利用されることで、アイデアの創出や地域の活性化へ貢献することが期待されています。

3Dプリンター住宅の特徴



今回建設される住宅には、セレンディクスが開発した「serendix50」を基にしたモデルが含まれています。この住宅は、昨年9月に石川県珠洲市にて初めて建設されたもので、今回が販売の2棟目となります。そして特徴的なのは、特別モデルとして計画されている平屋建ての住宅です。これらの住宅は、近未来的なデザインとともに、環境に優しい技術を駆使して作られています。

今後の展望



セレンディクスは、2025年から本格的な量産体制に移行し、全国規模で3Dプリンター住宅の普及を目指しています。すでに300件以上の購入希望者が名乗りを上げており、需要は非常に高い状況です。さらに、セレンディクスは他の建設プロジェクトにも取り組んでおり、JR西日本グループとの協力による駅舎の建設など、多岐にわたる事業展開が進められています。

地域経済への影響



このプロジェクトは、南種子町の地域経済に大きな影響を与えると考えられます。まずは、デジタル人材の育成や観光資源としての価値向上が見込まれます。宿泊施設に訪れる国内外の人々が、南種子町の魅力を再発見し、そこに新たなビジネスが生まれる可能性も十分にあります。地域の未来を担う子供たちが新しい技術や教育に触れることで、次世代のイノベーターも育成されるでしょう。

おわりに



セレンディクスとJOINXによるこのコラボレーションは、ただの住宅建設に止まらず、地域創生とデジタル人材の育成を同時に進める画期的な試みです。今後の進展に注目し、実際に完成した住宅がどのような価値を地域にもたらすのかを楽しみにしていきたいです。南種子町の未来が、3Dプリンター技術によってどのように変わっていくのかに、期待が高まります。


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