いなば食品が静岡エリアでの存在感を高める
いなば食品株式会社が、静岡県を中心に事業を拡大しています。2025年11月1日から、駒越食品株式会社の株式の51%を取得し、同社を子会社化することが決定しました。これにより、いなば食品グループは県内に6つの企業を擁することになります。
グループ会社の現状
静岡県内にはいなばの100%保有グループ会社があり、焼津水産化学工業株式会社やヤマナカビバレッジ株式会社、さらに冷凍食品のヤマガタ食品株式会社やレトルトの三共食品株式会社、桜エビの福島久之商店など多岐にわたります。今年新たに加わる駒越食品は、地域の食文化を支える重要な役割を果たしています。
県外への進出
いなば食品は静岡県外でも活発に事業展開を進めています。例えば、愛知県名古屋市にある老舗のこんにゃく製造企業ナカキ食品を2024年に買収する計画です。また、愛知県東海市のペットドライフードメーカー、スマック社も手がけています。特にスマック社は中部飼料株式会社からの買収後、2020年には大府新ドライフード工場の建設に着手しました。これは年間8トンの生産能力を持つ国内最大規模の工場となります。
今後の展望
いなば食品は今後も企業間の連携を強化し、品質の高い商品や新しい製品のイノベーションに力を入れる方針です。地域密着型の姿勢を貫きつつ、静岡県外の事業者とも協力しながら、さらなる飛躍を目指しています。これからはこちらの展開が注目の的となり、地域の食業界全体に良い影響を与えることが期待されています。
まとめ
いなば食品の事業拡大は、静岡県内外における地域振興にも寄与することが予想されます。多様なジャンルで展開するグループ企業の協業によって、業界全体が活性化する時代がやってくるのかもしれません。これからも静岡の美味しいものを届けるために力を尽くすいなば食品に、ぜひご注目ください。