静岡県三島市に新しく開設される「株式会社東陽EMCエンジニアリング 川崎計測センタ- 三島試験所」は、2026年4月1日から運営を開始します。これは、東京都中央区に本社を置く株式会社東陽テクニカの子会社である東陽EMCエンジニアリングが、東芝テック株式会社が所有していた静岡事業所内に設置された電波半無響室を基にした試験サービスの提供を目指すものです。
この新しい試験所では、さらに6基目となる10m法電波半無響室が用意され、国内の企業の中でも有数のEMC試験体制を整えることになります。これにより、地域や全国の企業が求めるEMC試験ニーズに迅速に応え、お客様の製品開発をサポートすることを目指しています。
近年、電子機器や電気機器の大型化、国際規格の複雑化が進んでいるため、10m法による放射エミッション測定やイミュニティ試験といった、大規模な試験が求められるようになっています。このトレンドを捉え、東陽EMCエンジニアリングは、川崎計測センタ-三島試験所の設立を通じて、東海地域の産業発展にも寄与していく考えです。
この施設は、引き続き東芝テック製品の試験・評価にも活用されますが、その他の企業に対しても広く試験サービスを提供する体制が整えられています。新設された試験所は、国際標準であるISO/IEC 17025に基づき、試験所としての認定を受けており、品質と信頼性が高いサービスを実現しています。
今後、東陽EMCエンジニアリングは、これまでの経験と技術を活かし、高品質な試験を提供していくことで、お客様の製品開発スケジュールを短縮し、円滑な規格適合取得を支援することに寄与するとしています。
川崎計測センター 三島試験所の概要
- - 名称: 株式会社東陽EMCエンジニアリング 川崎計測センター 三島試験所
- - 所在地: 静岡県三島市南町6-78 東芝テック静岡事業所内
- - 設備: 10m法電波半無響室(室内寸法:19m×11m×8m)1基、ターンテーブル(直径φ5.0m、耐荷重1.5t)、シールドルーム(室内寸法:12m×6m×3m)1基
この新しい試験所は、地域や全国のさまざまな業界に向けたサービスを提供し、特にEMC試験が必要な企業にとっては貴重なリソースとなることでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。
東陽EMCエンジニアリングは、全国に3か所の電波半無響室を持ち、幅広い分野でのEMC試験を手掛けるほか、モバイル測定や海外認証取得支援などのサービスも展開しています。また、校正においては高精度なサービスを展開しており、企業のニーズに細やかに応える体制を整えています。