外国人技術者の挑戦
2026-05-27 11:09:20

橋本組、外国人技術者が導く「誰でも理解できる現場」への挑戦

橋本組の成果



静岡県焼津市に本社を置く株式会社橋本組が、国道150号の新瀬戸川橋の耐震対策工事で優秀賞を受賞しました。この工事の現場代理人を務めたホアン・リエン・マインさんは、静岡県土木施工管理技士会からも表彰を受けました。この成功は、橋本組が取り組む「誰でも理解できる現場」の実現に向けた努力の賜物です。

工事の背景


新瀬戸川橋の橋脚補強工事は、地震への耐久性を向上させるために行われました。しかし、河川での施工は多くの制約があり、水位変動や作業空間の限界といった課題に直面しました。それでも、橋本組は高い施工管理と品質確保の努力が評価され、「建設もの創り大賞」の土木部門優秀賞を受賞したのです。

工事における精密な施工管理


施工においては、ミリ単位の精度が求められ、そのためには事前のリスク想定と対策が欠かせませんでした。特に3次元測定技術を駆使して高精度の施工を実現し、全体の工程も的確に見通す管理体制を構築しました。このような取り組みが、施工品質の向上に寄与しているのです。

ホアンさんの挑戦


ホアン・リエン・マインさんは、日本での7年の経験をもとに、施工管理において特に重要視しているのが分かりやすさです。彼の来日当初、言葉の壁に苦しんだ経験が生かされ、現場では写真や図を取り入れた掲示物や多言語表記が行われています。これにより、外国人労働者や地域住民が理解しやすい環境が整備されています。

現場コミュニケーションの課題


最近の建設業界では、人手不足が深刻化しており、外国人材の活用が進んでいます。しかし、言語の違いによるコミュニケーションの課題が現場に影響を及ぼすことが多いです。橋本組は多様な国籍と年齢の作業員がいる中で、「誰でも理解できる現場」を目指すことを重要テーマに掲げ、施工の情報伝達のあり方を見直しています。

未来に向けた取り組み


ホアンさんは、今回の表彰を通じて自己の成長を実感し、施工に対する丁寧さを今後も続けていく意思を示しました。多文化対応を前提とした施工管理手法の整備や安全確保を含む情報発信の改善が、持続可能な建設現場の実現に繋がることを目指しています。

橋本組の企業情報



  • - 会社名: 株式会社橋本組
  • - 所在地: 静岡県焼津市本町2丁目2番1号
  • - 設立: 大正11年12月
  • - 代表者: 橋本真典
  • - 公式サイト: 橋本組

一人ひとりが理解できる現場をつくるために尽力する橋本組の挑戦は、今後の建設業界における新たなスタンダードとなることが期待されます。


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