「ジョージア」缶受賞
2025-06-16 11:39:14

軽さと強さを両立した「ジョージア」缶が木下賞受賞!

ジョージア缶が木下賞を受賞



日本コカ・コーラと東洋製缶が共同開発した185g用アルミ飲料缶が、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第49回木下賞」で「研究開発部門」賞を受賞しました。今回の受賞は、コカ・コーラと東洋製缶の長年の技術開発の成果を示すものです。

受賞の背景



「ジョージア」缶製品に採用されているアルミ飲料缶は、東洋製缶の「缶底耐圧強度向上技術」(CBR)を使用。従来の185gのアルミ缶に比べ、資材使用量を13%も削減し、缶の軽量化を実現しました。この技術により、薄いアルミ材でも高い耐内圧性能を保持することができ、その結果、缶胴部の重量を7.0gから6.1gに軽減しています。

技術の革新



缶底耐圧強度向上技術は、缶の底部分の強度を高めることで、缶全体の耐久性と軽量化を両立させる革新的な技術です。これにより、製品の品質を損なうことなく、環境負荷の軽減にも貢献しています。技術の成果としては、2020年のCans of the Year Awardsでも金賞を受賞した実績があります。

コカ・コーラの持続可能な取り組み



コカ・コーラシステムでは、今後も飲料容器の性能を向上させる一方で、持続可能性の確保にも取り組んでいく方針です。容器の軽量化は、使用する資材の削減や輸送時のCO2排出量の削減につながります。

木下賞について



木下賞は、包装技術の先駆者である故木下又三郎氏を記念して設立された賞で、包装の研究・開発や改善、合理化に対する顕著な業績が評価されます。「ジョージア」缶の受賞は、このような高い評価を得たことを意味しており、関係者の誇りとなることでしょう。

対象製品と今後の展望



受賞した缶は、「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」や「ジョージア プラチナムブラック」など、幅広いラインナップに適用されます。コカ・コーラと東洋製缶は、今後も技術革新を追求し、様々な製品において持続可能性を追求していく考えです。

この受賞をきっかけに、日本国内外の飲料業界での持続可能な取り組みがより広がっていくことを期待しています。


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