おむつカンパニーが提供する新しい紙おむつの月額サブスクリプションサービス

おむつカンパニーが革新する保育向け紙おむつ

2025年7月、株式会社ブリッジウェルは保育施設向けに新たなサービスを開始します。それは、アイリスオーヤマが製造する紙おむつ「Genki!パンツ」を使った月額サブスクリプションサービス「おむつカンパニー」です。このサービスは、全国の保育現場に安心と利便性を提供することを目的としています。

Genki!の背景

「Genki!」は、長年にわたって王子ネピアによって愛されてきた国産おむつブランドです。2024年に一度国内生産が終了しましたが、その後アイリスオーヤマがライセンスを取得し、2025年6月から静岡県裾野市の自社工場での生産が始まりました。おむつカンパニーでは、すでに全国50以上の自治体に導入が進んでおり、高い評価を受けています。

Genki!プランの特徴

1. 柔軟な配送対応

このプランでは、1箱からの配送が可能です。これは、保育施設の在庫スペースが限られている場合でも問題なく対応できる仕組みです。必要なときに必要な分だけ届くため、小規模な保育園にも理想的です。

2. 定額で使い放題

おむつとおしりふきの両方が月額定額制で利用できるのも大きな魅力です。これにより、消耗品の管理が簡素化され、予算計画も立てやすくなります。

3. 肌にやさしい設計

「Genki!」独自の「シルキーエンボス製法」により、ふわっとした肌ざわりを実現。赤ちゃんの肌に優しく、吸収力も高められており、長時間の使用でも快適に保たれます。

環境にも配慮

4. 持続可能な取り組み

静岡県の富士裾野工場で生産されることで、環境負荷の軽減に貢献しています。特に、飲料水と一緒に紙おむつを輸送することで、CO₂排出を抑える取り組みが行われています。

5. SDGs対応

「おむつカンパニー」は、持続可能な未来に向けたデザインになっており、環境意識の高い保育施設や自治体からも高く評価されています。

おむつカンパニーの魅力

この新しいサービスでは、さまざまなニーズに柔軟に対応するシンプルかつ安心できる料金プランが特徴です。多様なおむつブランドから選択できることから、園と保護者の要望にも応えます。また、支払い方法も工夫されており、導入のハードルを下げています。

1箱からの配送が可能で、狭い園内でも安心して利用できるのもポイントです。さらに、新入園児向けの無料トライアルを設けることで、実際の使用感を体験してもらい、導入を後押しする仕組みも整えています。

全国初の試みとして、災害時にはおむつサブスク契約者以外にも在庫を地域に開放する体制も整えており、地域支援にも寄与します。また、ICTサービスとの連携により、オンラインでの申込や解約が可能で、園の業務負担を軽減することが期待されています。