電力不要の安全性を備えた「HPV30-2000」
静岡県の小櫛探鉱鑿泉株式会社が、フランスのVergnet Hydro社が開発した深井戸用手動ポンプ「HPV30-2000」の日本での販売を始めました。このポンプは、ODA(政府開発援助)を通じてアフリカで10万台以上の実績があり、その信頼性が証明されています。特に注目すべき点は、電力を必要とせず、最大揚程30メートルまで地下水を汲み上げることができるという特性です。
社会課題の解決
日本は自然災害が頻発する国であり、それに伴い防災設備の必要性がますます高まっています。従来の防災ポンプは、触れづらいカバーがされていたり、囲われていたりして、日常的には使いにくいとの声が多く上がっていました。しかし、HPV30-2000は「普段から触れることができる防災設備」として設計されており、一般家庭でも導入が進んでいます。オリンピックに向けて新宿区の公園にも設置され、高い評価を得ています。
優れた安全性とデザイン
「HPV30-2000」の大きな特長は、子どもでも安全に使用できる設計です。可動部を最小限に抑え、突起物が少ないため、指を挟む危険性が低く、安心して使用可能です。また、地下部に消耗品がほとんどないため、メンテナンスがほとんど不要で、過酷な環境でも長期間使用できる堅牢性が備わっています。さらには、ポリエチレン揚水管を使用しているため、地殻変動が起きても揚水が可能です。
特徴的なデザインは周囲に調和し、公共の場所や家庭でも美しく溶け込みます。2025年には品川区の小学校にも防災井戸として設置される予定です。
代表の熱意
小櫛探鉱鑿泉株式会社の代表取締役小櫛邦敬氏は、「災害が多い日本において、電力がなくても確実に使える水源を増やすことは地域の命を守ることにつながります。この製品が防災井戸としてさらに身近な存在となり、日常的に触れられる環境を作りたい」と語ります。その熱い思いが、このポンプの販売に繋がったのでしょう。
未来の展開
今後、自治体、学校、企業、福祉施設、一般家庭など、さまざまな場所への積極的な導入が予定されています。平時からの水の利用と非常時の備えを兼ね備えた製品として、広く普及させることが目指されています。また、既存井戸への後付けが可能なため、既存設備の防災能力を補強する機会も提供しています。
お問い合わせ情報
興味のある方は、小櫛探鉱鑿泉株式会社に直接お問い合わせください。
TEL: 03-6893-2960
MAIL:
[email protected]
担当: 青木
会社概要
- - 社名: 小櫛探鉱鑿泉株式会社
- - 所在地: 静岡県富士市厚原2202
- - 設立: 1958年2月
- - 事業内容: 井戸調査・施工、上水道工事など
公式サイトはこちら
小櫛探鉱鑿泉株式会社が開発した「HPV30-2000」は、災害時に頼れる水源として、今後の生活スタイルに必要不可欠な存在となりそうです。