下田海中水族館の歴史
2026-07-17 18:37:39

下田海中水族館の歴史をたどる特別企画がスタート

特別企画『下田海中水族館の歴史を振り返る』



藤田観光株式会社は、2026年が昭和100年イヤーにあたることを記念し、様々な歴史を振り返る特別企画を実施します。この初弾として、下田海中水族館に焦点をあて、その歴史を紐解いていくことになりました。昭和30年に設立されたこの水族館は、以来多くの人々に愛され続け、さまざまな施策を通じて地域貢献に取り組んでいます。

世界初の海に浮かぶ水族館



下田海中水族館の開業は昭和42年に遡ります。伊豆半島の南端、和歌の浦に位置し、自然の入り江に建てられた円形の鋼鉄製建物は、今でも多くの訪問者を魅了しています。その特徴的な形状から「ペリー号」と名付けられたこの施設は、その当時のキャッチフレーズ『世界唯一の海に浮かぶ海中水族館』としても知られる存在です。藤田観光の初代社長、小川栄一氏は、日本が海に囲まれた国であることを踏まえ、この水族館を国づくりに役立てたいとの思いを語りました。

ウミガメの産卵調査



下田の美しい砂浜では、1991年にウミガメの産卵が確認され、これを契機に調査活動が開始されました。調査によって、ウミガメの産卵数減少の原因が浮き彫りになり、地域との連携を強化した取り組みが始まりました。ゴミによる産卵の妨害や、街の光の影響をうける子ガメの行動を守るための地域清掃活動が行われ、地域の協力も得て産卵期に外灯を消す取り組みも進められています。

ドルフィンビーチの開設



1994年には、訪問者が飼育されているイルカとふれあえる「ドルフィンビーチ」がオープンしました。これは「もっとイルカを近くで見たい」というお客様の声を受けて設けられたもので、イルカが海から自由に近づいてくる瞬間を間近で楽しむことができる特別な場所となっています。

飼育記録を達成したオキゴンドウ「ジャンボ」



1996年には、オキゴンドウの「ジャンボ」が、飼育日数の世界記録を達成しました。伊豆・富戸港で捕獲された「ジャンボ」は、2003年に特別市民賞を受賞し、多くの人々に感動を与えました。ジャンボは、その活躍によって日本の海獣飼育の歴史に名を刻むことになりました。

カリフォルニアアシカ「エリー」のお話



エリーは2019年までは、カリフォルニアアシカとして国内最長の飼育記録を保持した存在でもあります。彼女の水中アシカショーは業界に多大なる影響を与え、多くの来館者に喜びをもたらしました。水中でトレーナーとの一体感を表現するそのショーは、まさに水族館の新たなスタイルを築いたものでした。

新種の発見「フカミトラザメ」



2022年には、下田海中水族館で飼育されていたトラザメが新種であることが確認され、正式に「フカミトラザメ」として登録されました。約40年の長きにわたる飼育の中で得られたデータは、今後の研究にも大きな期待を寄せています。

地域貢献と教育活動の重要性



今後も下田海中水族館では、ふれあいを大切にしながら、地域との繋がりを持ち続けることで、さらなる保護活動や教育プログラムが進められる予定です。2026年には開業60周年を迎えるにあたり、この特別企画を通じてさらなる取り組みへの注目が期待されています。

夏休みの特別プログラム



今夏は、下田海中水族館で特別プログラムも用意されています。親子で一緒に楽しめるアクティビティや、教育系の展示を通じて夏休みの思い出を作りながら、海の生き物たちとの距離を縮める絶好の機会です。親御さんとお子様にとって、学びと冒険が詰まった夏となることでしょう。

この歴史的な水族館は、地域と共に歩み続け、未来へとつながる活動を続けてまいります。この機会を通じて、ぜひ多くの方々に足を運んでいただきたいと思います。


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