インド人トラックドライバーが日本へ
2025年10月29日、歴史的な快挙が実現しました。NAVIS HUMAN RESOURCES Pvt. Ltd.(以下、NAVIS HR)が育成したインド出身の若手トラックドライバー、ラケッシュ氏が日本に入国し、鹿児島県の運送会社であるマルイ運輸株式会社で正社員としての勤務を開始しました。この流れは、海外での試験合格者が日本で物流業界に進出する先駆けとされています。
入国の詳細
ラケッシュ氏は、インド・オディシャ州からの特定技能(自動車運送業)評価試験に見事合格し、在留資格認定証明書(COE)を取得しました。彼は、バンガロールのケンペゴウダ国際空港からタイ航空によるTG648便で出発し、予定通り福岡空港に到着。彼の日本での新たな人生が幕を開けました。
出発から到着までの間、ラケッシュ氏は期待に胸を膨らませ、日本での新しい挑戦に目を輝かせていました。入国後は、マルイ運輸の皆様との初対面を果たし、温かく迎え入れられました。
トラックドライバーとしての適性
ラケッシュ氏は24歳で、協調性に優れ、真面目さと努力が光ります。彼は、授業に無遅刻・無欠席で参加し、面接練習にも積極的に参加した結果、特定技能試験に一発合格。日本語の理解力・会話力も高く、日本の物流業界で即戦力として活躍が期待されています。
次なるステップ:第1期生の採用状況
NAVIS HRはすでに第1期生のトラックドライバー候補者を育成し、鹿児島県や静岡県、岐阜県の運送会社での採用が決定しています。これにより、さらなる国際人材の受け入れが進んでいきます。
第2期生も育成中
第2期生として、11名の候補者は日本語能力試験N4レベルの学習を進めています。今後、バスドライバーとしての活躍も目指しており、期待される人材が続々と登場する中で、日本の物流と交通業界における国際化が進むことが予測されます。
NAVIS HRの独自性
NAVIS HRが誇るのは、ただの人材紹介ではなく、企業の質を向上させる即戦力を提供できる教育システムです。他社が「日本に行きたい」という希望を重視する中、NAVIS HRでは「ドライバーとしての誇りを持つ人材」だけを厳選します。そのため、徹底した日本語教育に加え、業種へのリスペクトが育まれます。
マルイ運輸株式会社について
鹿児島県のマルイ運輸株式会社は、地域に根付いた総合物流企業で、安全・確実な輸送サービスを長年にわたり提供しています。地域との結びつきを大切にしながら、地域物流の安定化を図る取り組みを行っています。
まとめ
ラケッシュ氏の入国は、日本とインドの架け橋となる重要な一歩です。NAVIS HRは、国際人材の育成を通じて、日本の物流業界に新たな風を吹き込み、地域社会に貢献することを目指しています。これからも、国際的な人材の活躍が期待される未来を共に築いていきましょう。