静岡ベンチャースタートアップ協会1周年を祝う「しずスタ SUMMIT」の意義とは
一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)は、2024年4月に設立1周年を迎えます。この1年間、SVSAは静岡県内外の多くのスタートアップ関係者や支援者、行政機関、地域企業の方々と共に、地域の成長に寄与する様々な取り組みを行ってきました。今回は、その活動の振り返りと共に、記念イベント「しずスタ SUMMIT」の開催について詳しく解説します。
設立からの歩み
SVSAは「地域に根差しながら、グローバルに通用するスタートアップの創出・育成」を理念に掲げています。この1年間、静岡県内の起業支援やネットワーク作り、資金調達のサポート、人材育成など、多岐にわたる活動を実施してきました。設立時には80名以上が集まる大盛況の中、スタートアップエコシステムの構築を目指しました。
また、8月には静岡県のスタートアップ支援に向けた政策提言書を提出し、具体的な施策を提案するなど、県全体の起業支援の質を引き上げるための動きも見せています。新理事長の篠原豊が就任し、さらに広範囲な支援体制の構築を目指す体制に移行しました。
地域との連携強化
SVSAは静岡市、浜松市など、県内の各都市を訪問し、地域ごとの起業ニーズを把握し、行政との連携を強化してきました。これにより、地元の起業家や企業と協働し、地域の特性を活かした支援を行っています。
さらに、オンラインプラットフォーム「Shizuoka Startups Community」を活用し、情報交換やリソース共有を進め、400名以上の参加者がいるコミュニティを形成しました。この中では、起業に関する相談や資金調達の情報共有が行われ、活発な交流が促進されています。
イベントと勉強会の積極的開催
SVSAは、スタートアップと投資家との交流を目的とした「Sas(Shizuoka Angels)」というピッチイベントを開催しており、県内外の参加者から好評を得ています。また、先月には「しずスタ戦略会議」を実施し、60名以上の自治体関係者が集まり、静岡全体のスタートアップ支援の連携を強化するための議論が行われました。
新たな「共創の場」の提供
今年度からは、静岡市のコ・クリエーションスペースの運営もSVSAが行っており、地域企業やスタートアップが共にアイデアを出し合い、ビジネスやイノベーションを創出する場所として機能しています。これらの取り組みで、地域経済の活性化を図り、静岡からグローバルな成功へとつなげていく意義が高まっています。
記念イベント「しずスタ SUMMIT」の開催
設立1周年を記念して、2025年6月19日に静岡市内で「しずスタ SUMMIT」が開催されます。当日はこれまでの活動報告だけでなく、今後の展望についても参加者と共に議論を深め、ネットワーキングの場を提供します。
このイベントに参加することで、自らのビジネスの成長につながる新しいつながりが生まれるかもしれません。お申込みは公式サイトから可能です。ぜひ多くの方にご参加いただき、静岡の未来に向けた貴重な経験を共にしましょう。
詳しくは
こちらからご確認ください。