伊豆長岡温泉で始動する「育てる観光」プログラム
静岡県の伊豆長岡温泉が、新しく「育てる観光」プログラムを始めました。このプログラムは、地域資源を最大限に活用し、旅行者と地元が年間を通して関わりを持てる新しい形の体験型観光です。はじめに、伊豆長岡温泉旅館協同組合の協力のもと、若手生産者のなべちゃんFARMとのコラボレーションを通じて、旅行者は農業を通じて地域をさらに深く理解できるように設計されています。
プログラムの内容
このプログラムの顕著な特徴は、単なる観光地巡りに留まらない点です。「農業体験」を通じて、訪れた際に実際に手を動かし体験することができます。最初に紹介されるのは、いちごをテーマにした通年体験プログラムです。
このプログラムでは、参加者は自ら土作りや苗植えに関わり、成長を見守り、そして最終的に収穫を体験します。このように一年を通して農園との関わりを持つことで、旅行者はその土地に根付いた文化や人々とのつながりを体感できます。
第一弾:いちご通年体験プログラム
「育てる観光」の第一弾として、なべちゃんFARMと共同で行われるのが、いちごをテーマにした年間プログラムです。特に注目したいのは、2026年6月に開催される「赤くて美味しい宝さがし」という特別体験です。この体験では、参加者がいちごを探しながら楽しむことができ、赤い実を見つけて食べ放題を堪能することができます。
体験詳細:
- - 開催日時:2026年6月8日(月)~14日(日)の10:00~12:00
- - 開催場所:なべちゃんFARM(静岡県伊豆の国市寺家382)
- - 対象:伊豆長岡温泉旅館協同組合の宿泊者
- - 定員:各日最大8組
- - 参加料金:中学生以上2,000円、小学生1,000円、未就学児無料
体験の流れとしては、まずは受付を行い、その後いちごの収穫や農作業体験が行われます。いちご栽培についての説明も受けられるので、農業への理解を深めることができます。
今後の展開
なお、このプログラムは年中を通じてさまざまな体験が用意されています。訪れるたびに異なる体験ができるため、何度でも楽しむことが可能です。
- - 9月:苗植え体験
- - 10月〜12月:ハウス見学や栽培の豆知識
- - 翌1月〜5月:収穫体験やパック詰め
- - 4〜5月:土作りや手入れ体験
地域資源を通じた新たなつながり
この「育てる観光」プログラムは、旅行者にとっての魅力だけでなく、地元の生産者にとっても新たな市場を開くことが期待されます。参加者との関係を作りながら、持続可能な地域づくりを進めていくことが目指されています。
観光業が個人化し、旅行者のニーズが多様化する中で、伊豆長岡温泉は新しい試みに挑戦しています。それは、地域に根付いた農業体験を通じて、訪れる人々との間に深い絆を築くものです。ぜひ、次回の旅行では「育てる観光」に触れてみてはいかがでしょうか?