NEXTAGEの資金調達
2025-09-05 09:35:23

NEXTAGEがわさび栽培の未来を開く2億円調達を実施

NEXTAGEの新たな挑戦



株式会社NEXTAGEは、この度、シリーズAラウンドの第二回クローズとして、株式会社ディープコアから2億円の資金調達を行いました。本社を東京都目黒区に構えるNEXTAGEは、わさび栽培の自動化と効率化を進めるための新たなステップを踏み出しました。

資金調達の背景


NEXTAGEは「テクノロジーを活用して美味しいわさびを世界中に届ける」というビジョンのもと、独自の環境制御技術と水耕栽培を利用し、わさびの栽培を全国で展開しています。わさびは通常、清流や湧水という特定の環境でしか育たないため、栽培が非常に難しい作物です。しかし、NEXTAGEの技術により、これを閉鎖環境下で可能にしました。

今回の資金の利用内容


調達した資金は、以下の3つの分野に重点的に投資されます。

1. AIによる栽培管理の高度化
スマートセンサーや画像処理技術を用いて、温度、湿度、CO2濃度などを自動監視し、データを活用した生育予測や収量のシミュレーション機能を追加します。

2. 栽培技術の革新
新しい培養液制御アルゴリズムを用いて、栽培スピードと品質を両立させ、長期保存や輸送技術の改善を図ります。

3. 組織の強化
開発、営業、バックオフィスを含む人材採用を加速し、生産から販売まで一貫して支える体制を整えます。

ディープコアの意義


ディープコアの内藤正也氏は、NEATAGEの挑戦に共感し、AI技術を用いたわさびの安定供給を目指すプロジェクトに対して期待を寄せています。この技術は、他の高付加価値作物の生産にも応用できる可能性を秘めており、グローバルな農業の課題を解決する力があるとしています。

株式会社NEXTAGEの姿勢


NEXTAGEの代表である中村拓也氏は、今回の資金調達についてディープコアからの強いサポートを受けられたことを感謝し、以上の取り組みを通じて世界中で安定した高品質なわさびを生産する未来を追求していく意気込みを語っています。

今後の展望と使命


地球温暖化が進む昨今、食料生産環境はますます厳しくなっています。しかし、NEXTAGEはそのような環境下においても食文化を守るため、わさび栽培の自動化を推進していく意向です。特に海外市場に対応した販路の拡大や、他の高付加価値作物への応用も視野に入れています。また、強い組織づくりも目指し、共感する人材を積極的に募っています。

結論


NEXTAGEが進む道は、ただのわさびの栽培に留まらず、未来の農業モデルを切り開く挑戦です。今後の展開に目が離せない企業となることは間違いありません。


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