切削加工に新たな選択肢！SUS316LとA5052を追加で提供開始

切削加工の新たな柱となるSUS316LとA5052

株式会社ミスミグループ本社が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy（メビー）」が、2025年12月15日から新たに2種の材質を切削加工（丸物）に追加します。これにより、医療・食品・半導体などのさまざまな業界での設計ニーズに対応することが可能となります。

新追加の材質について

新たにラインアップに加わるのは、耐腐食性と耐熱性に優れたステンレス鋼「SUS316L」と、汎用性の高いアルミニウム材「A5052」の2つです。SUS316Lは特に過酷な環境において安定した性能を発揮し、医療や食品業界で重宝されています。一方でA5052は、軽量かつ高強度で加工性にも優れ、幅広い用途に対応可能です。

これまで切削丸物の調達が難しかったA5052の追加は、設計者にとっての選択肢を広げ、柔軟な設計・開発を促進します。

背景とサービス向上への取り組み

meviyは、お客様からのフィードバックを基に多様なニーズに応えるために材質や表面処理のラインアップを拡充してきました。現代の製造業では、装置の高機能化および多様化が進んでおり、特に医療・食品・半導体分野では、耐腐食性・耐熱性のある部品が必須です。

これは、腐食性流体や高純度ガスを扱う装置部品に対して求められる性質であり、設計者はこれに応じた材料選定を行う必要があります。

最短納期での出荷を実現

新たに加えられる素材は、最短で6日目に出荷される予定です。これにより、設計者は必要な部品を迅速に手に入れることができ、効率的なプロジェクト進行を見込むことができます。

また、meviyはAIを活用して、3Dデータをアップロードするだけで即時に見積もりを行い、部品調達にかかる時間を大幅に削減しています。過去には国内シェアNo.1を獲得するなど、製造業の生産性向上に貢献しています。国際的なサービス展開も行い、グローバルでの時間価値を実現しているのです。

未来へ向けての展望

ミスミグループは、デジタル技術を駆使して製造プロセスを革新しています。特に「デジタルモデルシフト」を成長戦略の中心に位置付け、これからも「得ミスミ、楽ミスミ」を提案して、設計・調達プロセスのDX化を進めています。これにより、顧客が煩雑な業務から解放され、より創造的な仕事に集中できる環境を整えています。

今回の材質追加もその一環であり、ミスミはお客様への価値提供を常に追求していく所存です。これからも、部品調達の新しい選択肢として、皆様にとっての最適なサービスを提供し続けます。

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