ヨシケイグループが「もったいない大賞」を受賞
先日、静岡市に本社を置くヨシケイグループが、第12回食品産業もったいない大賞審査委員会審査委員長賞を受賞し、注目を集めました。この表彰は、食品産業の持続可能な発展を目指す取り組みを評価するものであり、ヨシケイグループはその長年の努力が認められました。
「食品産業もったいない大賞」の概要
この賞は公益財団法人食品等流通合理化促進機構が主催し、農林水産省や環境省、消費者庁の後援を受けたものです。省エネルギーやCO2削減、廃棄物の再生利用、教育・普及など、多岐にわたる観点から環境対策を実施し、顕著な成果を上げた食品関連事業者を表彰しています。今回の授賞式では、農林水産大臣賞や他の賞も含め、さまざまな取り組みが認められました。
ヨシケイグループの具体的な取り組みについて
1. 食材・梱包資材の廃棄削減
ヨシケイグループは、注文後に食材を仕入れる「受注生産方式」を採用しています。この方法により、売れ残りや余分な食材が発生せず、食品ロスを大幅に削減しています。さらに、再利用可能な梱包資材を活用することで、廃棄物を減らす努力もしています。
2. 再配達ゼロによるCO2の削減
1985年から「あんしんBOX」という鍵付きの宅配ボックスを提供し、留守がちな顧客も安心して利用できるサービスを展開しています。これにより、再配達をゼロにし、年間で約28,246kgのCO2排出量を削減することに成功しています。
食品宅配のパイオニアとしての役割
ヨシケイグループは、50年間にわたり日本の家庭に寄り添ったメニューを提供し続けています。2019年には、再配達ゼロの取り組みが評価され、環境大臣賞を受賞。また、売上高ランキングでは2024年に1位を獲得し、15年連続の首位を誇ります。
2023年9月には、環境に配慮した自社便サービスが高評価を受け、食品安全安心・環境貢献賞を受賞。さらに、2024年には子育て世帯に選ばれる便利なサービスとしても認知されています。
今後の展望
今後もヨシケイグループは、「楽しい食卓・明るい家庭」を実現するため、全力で安全で美味しい食材を提供していくことでしょう。持続可能な社会の構築に向けた取り組みは、今後ますます重要になっていくことが期待されます。
企業情報
持続可能な食卓を考える上で、私たち一人一人の選択が大きな影響を及ぼすことを忘れないでいましょう。