静岡のEVテスト新サービス
2026-03-03 11:47:22

静岡が最前線!EV向けパワーテストシステムの新サービス開始

静岡が最前線!EV向けパワーテストシステムの新サービス開始



静岡県浜松市では、来春より、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に特化した最新のテストサービスがスタートします。このサービスは、クロマジャパン株式会社、株式会社テクニカルサポート、株式会社マックシステムズの三社が共同で提供し、全電動駆動システムの性能評価を効率的に行うための基盤を築きます。

背景と目的


EV市場が急成長を遂げる中、これに対応した高精度な性能試験のニーズが急増しています。特に、電動駆動アッセンブリにおいては、モーターやモーターコントローラの性能を迅速に評価することが求められています。そこで、三社は「ダイナモメータパワーHILテストシステム Model 1210」を導入し、実際の走行環境を模した条件下で様々な試験を実施することが可能となりました。

このテストシステムは、HIL(Hardware-in-the-Loop)の技術を駆使し、温度上昇テストや耐久性テストに必要な実物同様の評価を実現します。これにより、日本の自動車産業の開発効率を向上させ、次世代電動車両の実用化を加速させることを目指しています。

共同展開と受託試験の特徴


受託試験サービスは、静岡県浜松市に位置するテクニカルサポートの第2工場で行われ、特に高額な設備投資が難しい企業にとっても利用しやすいモデルとなります。このシステムを通じて、電気駆動システムの信頼性・耐久性・効率に関する各種評価が可能です。

ダイナモメータパワーHILテストシステムの特長


このシステムは以下のような特長を持っています。
  • - 高出力・高ダイナミクス: 最大電力500kW、最大回転数25,000rpmに対応、幅広い試験要求をカバー。
  • - 電力回生とバッテリーシミュレーション: テスト中に生成されるエネルギーを回生することで、省エネを実現。
  • - リアルタイムHILシミュレーション: 各種開発環境と連携し、国際テスト基準に基づくシミュレーションを支援。
  • - 高度な安全保護機能: テスト中の異常をリアルタイムで検知し、安全性を保証。

世界的なリーダー企業の協力


クロマジャパンは、1984年に設立された台湾のChroma ATE Inc.の日本法人で、国内の自動車関連企業や海外工場に高性能な自動試験計測ソリューションを提供しています。また、テクニカルサポートやマックシステムズも各自の技術力を駆使し、EV関連の開発と試験を業界全体でサポートします。

この試験サービスは、既存の自動車メーカーにとどまらず、新たなEVスタートアップや研究機関とも連携し、地域の産業活性化にも寄与することが期待されています。モビリティの未来は、静岡から始まるかもしれません。

今後、具体的な施工や試験受付状況については、各社の公式サイトを通じて発表される予定です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。


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