さぬきうどんの挑戦
2025-03-18 10:43:20

讃岐うどんの新たな挑戦「おいでまい!さぬきプロジェクト」をご紹介

讃岐うどんの新しい旅立ち



2000年に創業した讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」が、2025年の創業25周年を記念して新たなプロジェクト「おいでまい!さぬきプロジェクト」を始動しました。このプロジェクトの主な目的は、讃岐うどん文化の保存と革新を図り、香川県との深い結びつきを強化することです。

プロジェクトの初動



この春、はなまるは本社を香川県高松市へ移転。「春の訪れと共に、地域と共存する取り組みを進めていきます」と、代表取締役社長の前田良博氏は力強く宣言しました。2025年の目標に向けて、2月には木太店の最寄り駅に「はなまるうどん駅」の副名が付けられ、ここでは創業当初から親しまれていた「カレーかま玉」の復刻版も特別に提供されました。

そして、3月18日からは香川県内の全14店舗において、香川県産小麦粉「さぬきの夢」を使用した讃岐うどんの提供がスタートしました。これによりすべてのうどん(かけや温玉ぶっかけを含む)が新たなうどんに切り替わります。

なぜ「さぬきの夢」なのか



「さぬきの夢」とは、香川県のために特別に開発された小麦品種で、讃岐うどんのための最適な素材となっています。製麺工場では、純水と軟水を独自にブレンドし、高松の水質に最適化した水で讃岐うどんが作られています。このこだわりが、うどんの弾力やモチモチ感、そして国産小麦特有の豊かな香りを生み出しています。

もともと「さぬきの夢」はグルテン量が足りず、製麺に難がありましたが、数回の試作と試食を経て、製麺適性を向上させた結果、ついに理想的な食感を披露するうどんが完成しました。地域のうどん業界やうどん愛好家の熱意が結実した、香川県の新たな宝です。

地域とのつながり



「おいでまい」とは讃岐弁で「いらっしゃい」を意味します。この言葉には、讃岐うどんの魅力を広め、「讃岐うどんを食べたい」と思わせるような活動を、全国に届けようという願いが込められています。今後は、県産品を使用した新商品開発や、店舗のリニューアルを通じて、讃岐うどんの魅力を発信していく予定です。

はなまるうどんはこれからも、地域との関係を大切にしつつ、讃岐うどんの伝統と新しい試みに挑む意義深いプロジェクトを育んでいくことでしょう。ぜひ、香川県の「さぬきの夢」を使用した本格讃岐うどんを味わいに、はなまるうどんの店舗へ足を運んでみてください。


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