熱海に新たな中国茶の拠点「福満堂 TEA SALON」がオープン！

中国茶文化を体験できる新しいスポット「福満堂 TEA SALON」

2025年6月1日、静岡県熱海市に新たな中国茶カフェ「福満堂 TEA SALON」がオープンします。このカフェは、嘉華商会株式会社が運営し、宿泊施設「熱海の隠れ里」の中に位置しています。中国各地の高級茶葉を扱う「福満堂」は、これまで高級ホテルや百貨店に出店していましたが、熱海への出店は日本初となります。

オープンの背景

「福満堂」の設立背景には、中国茶の素晴らしさを広め、心の安らぎを提供するという理念があります。熱海の美しい自然と温泉文化に魅力を感じ、宿泊施設「熱海の隠れ里」と調和の取れたコンセプトでの出店が決まりました。このカフェは、ただの飲食店ではなく、文化を交流する場として多くの人々に受け入れられることを目指しています。

メニューの魅力

店内では、岩茶や黒茶など、厳選された高級茶葉を使用したさまざまな中国茶が楽しめます。一番の特徴は、本場の工夫式（ゴンフー）スタイルでお茶を淹れる体験ができること。そのほか、ハーブや花を使った「熱海花茶」といったオリジナルドリンクも提供されます。香り高い茶葉とともに、時間をかけて丁寧に抽出されたお茶は、五感で楽しむ特別なひとときを作り出します。

さらに、宿泊施設のお客様に対しては、チェックイン時にウェルカムティーのサービスも充実しています。この心配りによって、訪れる人にさらなる喜びを提供することを目指しています。

文化交流の場として

「福満堂 TEA SALON」は「文化と地域を結ぶ交流拠点」というコンセプトのもとにデザインされています。カウンター席ではスタッフとの会話を楽しみつつ、テーブル席では他の宿泊者とコミュニケーションも可能です。中国茶を通じて、さまざまな人と出会い、お互いの文化を尊重し合う心温まる場所としての役割を果たしています。

デザイン面でも日本と中国の美意識が融合した“現代の茶室”をイメージし、芳香に包まれたリラックスできる空間が広がります。

宿泊とイベントの企画

「福満堂 TEA SALON」オープンに伴い、宿泊施設「熱海の隠れ里」では新たな宿泊プランを提供します。7月上旬からスタートする「中国茶体験付き宿泊プラン」では、茶藝師によるお茶の淹れ方や器の扱いを学ぶことができ、自分好みの中国茶を楽しむことができます。また、一般のお客様向けにもワークショップやイベントを開催する予定で、地域の方や観光客も気軽に参加できる機会を設けています。

さらに、2025年夏には一般営業も行う予定です。これによって、もっと多くの方々が「福満堂」の魅力を体験できることでしょう。

代表のコメント

嘉華商会株式会社の代表取締役、高市豊仁氏は、「和華茶縁（わかちゃえん）」をテーマに、文化と心の交差点として、訪れる人々に安らぎと癒しを提供したいと述べています。この場所は、中国茶を楽しみつつ、温泉での休息もできる、まさに“茶の駅”としての役割を担っています。

福満堂での体験は、訪れる人々に新しい発見と安らぎをもたらすことでしょう。