浜名湖を守るSUPイベント
2025-12-22 14:31:24

浜名湖の美しい未来を目指して!SUPでアマモ種まきイベントを開催

浜名湖の美しい未来を目指して!



2025年12月13日、静岡県浜名湖で、海草「アマモ」の再生を図るためのユニークなイベントが開催されました。この取り組みは、一般社団法人静岡UPが主催し、浜名湖を囲む浜松市と湖西市で共同する形で行われ、約60名もの参加者が集結しました。

アマモの重要性とその減少


「アマモ」とは、浜名湖の水中に生息する海草で、環境の重要な一部を形成しています。この海草は、魚や貝、エビやカニなどの生物が繁殖するための「海のゆりかご」として知られています。しかし、実は約11年前からその数が急減しており、浜名湖の生態系に影響を及ぼしているのです。

SUPを活用した種まき


今回のイベントでは、SUP(スタンドアップパドルボード)を利用し、海上からの種まきを実施しました。これにより、通常はアクセスしにくい場所にも種をまくことが可能となり、約1万粒以上のアマモの種が新たに植えられました。SUPは環境に優しく、燃料を使用せずに移動できるため、脱炭素の取り組みとしても大変効果的です。

地域の結束を深めるリレー形式


参加者は、浜名湖の周辺で海草アマモの種を粘土で包み、リレー形式で海へと送りました。この活動は、来るべき次世代の海を守る思いをつなぐ大切な機会となりました。参加者には、浜名湖周辺で将来水族館職員を目指す専門学生や地元高校のSUP部員たちも含まれており、地域全体が一丸となってアマモ再生に貢献する姿勢が印象的でした。

竹SUPによる新たな取り組み


さらに、浜名湖周辺で問題となっている放置竹林を利用した「竹SUP」も登場。環境を意識しながら、新たな資源の活用方法を模索しました。これにより、地元の市民が共同でアマモを育てる活動に意欲を示し、地域が一つとなることの重要性を実感しました。

有識者からの知識と理解


イベントでは、専門の有識者たちがアマモ栽培の現状やその意義について説明を行い、有意義な情報を参加者と共有しました。これにより、浜名湖を未来に残すための知識と意識を高める機会となり、参加者たちの理解が深まりました。

参加者の声


イベント終了後、参加者からは「SUPでアマモの種をまくのは初めての体験で、非常に興味深かった」という意見や、「SUPが浜名湖を守るためのツールになることを知った」といった感想が寄せられました。今後もこのような活動を通じて、浜名湖の美しい自然を次世代に継承する努力が続けられることでしょう。

まとめ


このように、浜名湖で行われたSUPを活用したアマモの種まきイベントは、地域団体や市民が一体となって環境保護に取り組む豊かな機会となりました。参加者たちの熱意が浜名湖を守る活動に繋がり、未来の海を引き継ぐための大切な一歩となることでしょう。今後もこのようなアクティビティが増え、持続可能な未来への道が開かれることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 浜名湖 アマモ SUP

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。