和歌山県産有田みかんを使った新食感のアイスバー「とろける食感 ぎゅっとみかん」
ファミリーマートが2025年9月9日から全国の店舗にて、和歌山県産の有田みかん果汁を67%も使用した新しいアイスバー「とろける食感 ぎゅっとみかん」を販売します。この商品は、ファミリーマートのプライベートブランド「ファミマル」から発売され、地元の生産者の想いとフルーツの美味しさをしっかりと伝える一品です。価格は190円(税別205円)となります。
大人気のアイスバーが今年も登場!
「ファミマル」ブランドのフルーツアイスバーは、2023年にスタートし、2024年には「産地と、コンビに、」というシリーズとして展開を始めました。和歌山県は国内でのミカン生産量がしばしばトップに立ち、その中でも特に有田地方で育まれる「有田みかん」は最高級のブランドとして知られています。近年は全国的な不作が続いている中でも、和歌山県の収穫量は引き続き優れた成績を維持しています。
新商品の「とろける食感 ぎゅっとみかん」は、昨年に引き続き、果汁の割合はそのままに、味わいをさらに進化させました。甘さと酸味の絶妙なバランスを追求し、多くの人に気軽に楽しんでもらえるよう工夫しています。
このアイスバーは二層仕立てになっており、一方にはぎゅっと濃縮した果汁層、もう一方にはとろける食感のジェラート層が。これにより、一口ごとに爽やかさと贅沢感を共に味わえるようになっています。パッケージは、和歌山県のPRキャラクター「きいちゃん」がデザインされており、地域とのつながりを感じることができるデザインです。
生産者のこだわりと情熱
商品開発に先立ち、私たちは有田市で実際にみかん畑を営む農家の方を訪問しました。彼らが守るのは、450年の歴史を持つ石垣の段々畑。太陽の光や反射光、土壌の熱を活かしながら、彼らは最高品質のみかんを育て続けています。しかし、今年は特に厳しい気候条件が続いており、農家の方々は高温や水不足など、さまざまな課題に直面しています。それでも、「必ず、おいしいものを育てる」と、その情熱を損なうことなく、未来への希望を語ってくれました。
8月には、彼らの「有田・下津地域の石積み階段園みかんシステム」が、世界農業遺産に認定されました。これにより、彼らの伝統が未来に受け継がれていくことが強調されています。農家の方々の誇り高い思いと、自然と対話しながら生きる姿勢に触れることで、私たちもこの思いに応えたいと思いました。家庭で大切に育まれた味わいをぜひ、多くの人に体験してほしいと強く思います。
まとめ
冬の定番フルーツといえばみかんですが、日本全体での消費量の減少を受けて、もっと多くの人にその魅力を伝える必要があります。この「とろける食感 ぎゅっとみかん」は、その味わいを存分に楽しむことができるアイスバーです。和歌山県の有田みかんを使った特別な一品で、暑い日にもぴったりです。皆さん、ぜひともこの新しいアイスバーをお試しください!