まきチャレ2025大賞のroly-poly
2025-09-03 13:57:26

まきチャレ2025大賞受賞!ダンゴムシ活用で持続可能なビジネスに挑戦するroly-poly Organics

まきチャレ2025大賞受賞!ダンゴムシ活用で持続可能なビジネスに挑戦するroly-poly Organics



8月26日、静岡県牧之原市で開催された「まきチャレ2025」受賞セレモニーにて、大賞が発表されました。昨年に引き続き、多くのスタートアップが集まる中、今年の栄冠を勝ち取ったのは、廃棄茶葉をダンゴムシが食べて高品質なオーガニック肥料に変える事業を展開する「roly-poly Organics」です。このユニークなアイディアは、現代の農業において目指される循環型社会の実現に向けた一歩となります。

まきチャレ2025とは


「まきチャレ2025」は、牧之原市が主催する地域オープンイノベーションイベントであり、世界中のスタートアップからビジネスプランを募る取り組みです。今回のコンペには、168社が応募し、内73社が海外からのエントリーでした。牧之原市で初めて実施されたこのビジネスコンテストは、地域の発展と新たなビジネスの創出を目指し、多くの企業や学生が参加しました。

大賞受賞の理由


roly-poly Organicsは、ダンゴムシを利用して廃棄物からオーガニック肥料を作り出すという新しいビジネスモデルを採用しています。この取り組みは環境に優しく、地域の農家や都市部のガーデナー向けに肥料を供給し、持続可能な農業の支援に貢献するものです。また、同社は肥料の生産過程でダンゴムシの成長を加速させる独自技術を持ち、環境負荷を低減しつつ地域経済の活性化にも寄与しています。このような社会への貢献が評価され、静岡銀行賞と共に大賞も受賞しました。

受賞セレモニーでの発表


受賞者たちは、多くの観衆の前でその理念やビジョンを熱心に発表し、特に「ジュニアまきチャレ」では地域の高校生たちの斬新なアイデアも紹介されました。特に榛原高校の学生が提案した防災をテーマにした新しい非常食は、多くの関心を集めました。

他の受賞のフライト


準大賞には株式会社Nebraskaが選ばれ、無人店舗の運営をサポートするデジタルソリューションを提供しています。そのビジョンは、店舗の営業時間を延ばし、より多くの収益機会を創出することです。このように、地域の困難に対処するソリューションが評価されています。

また、大和ハウス賞と視聴者賞をダブル受賞した株式会社スペースは、運送会社のマッチングを支援し、次世代の物流インフラを築こうとしています。

地域とともに成長する企業たち


「まきチャレ」は単なるビジネスコンテストではなく、地域の未来を考えた企業が集まるプラットフォームであり、これからも多くの革新が期待されます。持続可能な社会の実現に向けて、地域企業やスタートアップが協力しながら成長する姿が見受けられ、次世代のモデルとして注目されるでしょう。

まきチャレの目的は、地域企業とスタートアップが協力して全国、あるいは世界へと成長していくことです。今年度も引き続き牧之原市と連携し、地域進出と事業化支援を進める計画です。 その取り組みが今後の地域経済をどのように変えていくのか、注目が集まります。


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