アルミ製ロボット架台「ZFロボスタンド」登場
静岡県静岡市に本社を構えるSUS株式会社は、FA(ファクトリーオートメーション)向けの新製品「ZFロボスタンド」を発表しました。この製品は、特許出願中の嵌合方式によって、高剛性を実現したアルミ製ロボット架台です。5月29日より発売され、11メーカー・200機種以上のロボットに対応できるという柔軟性を持っています。
「ZFロボスタンド」の特長
1.
簡単オーダー、迅速な納品
ユーザーはロボットの種類とスタンドの高さを指定するだけでオーダーが完了します。さらに、特別な設計や手配が不要で、約10営業日目には出荷されるため、迅速な生産立ち上げが可能です。
2.
高い設置自由度
スタンドの高さは1mm単位で変更可能です。200mmから1300mmまで対応しており、どんな現場環境にも柔軟に対応。これにより、ロボットの動作範囲を最大限に活かした自由な設置が実現します。
3.
耐食性に優れ、メンテナンス不要
アルミ材を使用しているため、塗装不要で長期間にわたって美観を保つことが可能です。また、製造工程が簡素化され、納期が大幅に短縮されています。
開発背景
近年、労働力不足やコスト削減のニーズが高まり、日本の産業用ロボット市場は着実に成長しています。特に、2034年までに年平均11%を超える成長が見込まれています。この市場での成功には、ロボットを安定的に支える架台の存在が不可欠です。
従来の鉄溶接架台は、納期が長く、生産ラインの迅速な設置に対応できませんでした。これに対抗する形で開発された「ZFロボスタンド」は、アルミのモジュール設計による自由度とともに、高剛性を兼ね備えています。
高い剛性を確保する技術
「ZFロボスタンド」は、高剛性を確保しつつも、アルミ素材による重量軽減を実現しています。特許出願中の嵌合方式により、強固な接合が可能となっており、この独自の構造がロボットの激しい動きにも耐えうる強度を提供します。
未来展開
今後、「ZFロボスタンド」は単体での販売に加え、スタンドや操作機器を一体化した「ZFロボパレット」、安全柵などの付属アイテムを含むパッケージも展開する予定です。
まとめ
SUS株式会社が発表した「ZFロボスタンド」は、アルミ製ながらも鉄溶接架台に匹敵する剛性と、高さ調整の自由度を持つ画期的な商品です。短納期での出荷と、設置後すぐに使用できる手軽さから、製造業における自動化のサポートを強力に進めることが期待されています。静岡から始まったこの革新的な取り組みに注目が集まります。