静岡の久能山で楽しむ「石垣いちご」狩りと絶品スイーツの魅力
静岡市は、いちごの生産地として名を馳せていますが、その中でも特に注目したいのが久能山の「石垣いちご」です。この独自の栽培方法は、石の隙間を利用していちごを育てるもので、約120年もの歴史があります。毎年1月中旬から5月上旬頃まで楽しめるいちご狩りは、まさに訪れる価値あり!
石垣いちごとは?
「石垣いちご」とは、石垣の中に苗を植え、海の反射光と保温効果を利用した持続可能な栽培方法です。この手法により、いちごは日光をしっかりと浴び、温暖な気候の中で美味しく育ちます。水はけが良く、うまみが凝縮されたいちごが実るのです。
120年の歴史が語るもの
いちごの栽培が始まったのは明治29年、当時の久能山東照宮の宮司が苗を譲り受け、試行錯誤の末成功したと言われています。今もその伝統は守られ、愛され続けています。
いちご狩りのベストシーズン
いちご狩りは1月から5月まで楽しめますが、特に1月から2月の午前中が最適です。この時期はいちごがしっかりと育ち、酸味と甘味のバランスが絶品。また、収穫の仕方もポイントです。ヘタの近くが色づいているものを選び、90度に曲げてひねると、簡単に取ることができます。
久能街道・いちご海岸通りの農園紹介
「久能街道・いちご海岸通り」には20軒以上ものいちご農園があります。それぞれの農園で異なる品種の「石垣いちご」を楽しむことができる他、個性豊かないちごスイーツも並んでいます。例えば、地元の「早川農園」では、いちごをふんだんに使った贅沢なパフェプレートが登場。このパフェには「白いちご」「章姫」「紅ほっぺ」の3種類が楽しめるため、いちご好きにはたまりません!
美味しいいちごスイーツも堪能
もちろん、いちご狩りだけでなく、いちごスイーツも魅力的です。自家栽培の石垣いちごと厳選ミルクを使ったジェラートや、旬のいちごを贅沢に盛り込んだパフェなど、訪れる人を魅了する商品が勢揃い。これらは、いちご狩りの後にぜひ味わってほしい逸品です。
アクセス・料金
久能街道・いちご海岸通りは、東名高速道路の日本平久能山スマートICから約10分。料金は大人2,000円からで、農園により異なるため、訪れる前に確認しておくことをおすすめします。バスでのアクセスも可能で、静岡駅北口から「しずてつジャストライン」を利用することで、約45分で到着します。
この冬は、静岡県久能山で「石垣いちご」を楽しむ時間を過ごし、甘さ溢れるいちごスイーツで心も満たされる、特別な体験をしてみてはいかがでしょうか?