富士市のリユース事業開始
2025-06-05 10:37:26

富士市と「おいくら」が協力、環境の日にリユース事業を開始!

富士市と「おいくら」が協力しリユース事業を始動



静岡県富士市が、環境への配慮を強める中で、株式会社マーケットエンタープライズが展開するリユースプラットフォーム「おいくら」との連携を発表しました。これは、2025年6月5日(木)に地域社会の課題解決を目指したリユース事業に関する協定を締結し、具体的な取り組みを開始するものです。富士市は、廃棄物を削減し、持続可能な循環型社会を形成するために「おいくら」を活用し、不要品を再利用する仕組み作りを進めます。

富士市のリユース推進の背景



富士市は、これまでにも家庭から出る不要な家具の修理や再生など、リユース推進に努めてきました。しかし実際には、まだまだ再利用可能なものが多く存在し、廃棄物処理費が増加するなどの課題に直面していました。こうした状況を改善すべく、市では市民へのリユースに関する周知や啓蒙活動を行う新しい施策を考えていました。

一方、マーケットエンタープライズはリユース事業を中心に、持続可能な社会を目指して様々な活動を行っています。官民連携によるSDGsへの取り組みを行いながら、リユースプラットフォーム「おいくら」を通じて、全国各地での不要品の買取サービスを展開しています。富士市のニーズと「おいくら」のサービスが見事にマッチしたため、今回の連携が実現しました。

「おいくら」とは?



「おいくら」は、不要品を持つ個人が簡単に査定・比較し、買取できるリユースプラットフォームです。利用者は、まず「おいくら」に査定を依頼すると、全国の加盟リユースショップに一括で査定の申し込みが行われます。これにより、ユーザーは手軽に最も高い買取価格を提示したショップを選ぶことができる利点があります。今までに130万人以上がこの便利なサービスを利用しています。

市民の声と「おいくら」の解決策



富士市では、指定された集積所で月に一度、粗大ごみの回収が行われていますが、市民が自宅から集積所まで搬出する必要があります。これが負担となり、「運び出すのが難しい」「まだ使えるのに捨てるのがもったいない」といった声が多く寄せられていました。

「おいくら」は、自宅への訪問買取サービスを行っており、大型の家具や家電製品でも簡単に売却できる仕組みを提供しています。また、家電リサイクル法対象の冷蔵庫や洗濯機など、通常は回収できないものでも、状態によっては買取が可能です。これにより、不要品の処分を簡潔にし、環境にも配慮することができます。

今後の展望



「おいくら」の情報は、2025年6月5日10時(公開時間は前後する場合があります)より、富士市の公式ホームページに掲載される予定です。この連携により、地域の循環型社会の実現と不要品削減が羽ばたくことが期待されます。また、市民が必要なくなった物を簡単にリユースできるプロセスが認知されることで、「捨てる」選択肢ではなく「リユースする」という選択肢が増えることを目指します。これにより、市民の環境への意識も高まり、持続可能な社会づくりへ向かう大きな一歩となるでしょう。

この富士市と「おいくら」による官民一体の取り組みは、循環型社会の形成を進めるための社会的・経済的な課題解決に寄与することが期待されています。富士市の美しい環境を守るために、一人ひとりの意識が変わることが重要です。


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