静岡発の防災カルタ
2026-08-30 17:49:19

静岡発「命を守るカルタ」がルワンダで実施した防災教育の取り組み

静岡発「命を守るカルタ」がルワンダに届いた!



静岡県の高校生や市民が創作した「PEACE 防災カルタ」が、2026年8月11日にルワンダ共和国のMiyove地区で防災教育に活用されました。この取り組みを実施したのは、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトです。日本から約1万キロ離れたルワンダの地で、静岡の知恵が次世代に伝わる様子は、多くの人に感動を与えました。

防災カルタの誕生



「PEACE 防災カルタ」は、2026年7月に浜松市と静岡市で行われたイベントで、日本を始めとする多様なルーツを持つ高校生や小学生、地域住民が共同で制作したものです。このカルタは、災害時の行動をイラストで表現しており、参加者が楽しみながら防災について学べるよう工夫されています。静岡でのイベントからわずか3週間後、その貴重な教材はルワンダに届けられ、現地の教育の一環として使用されることになりました。

ルワンダでの防災教育



Miyove地区では、静岡の高校生が描いたカルタを基にした防災授業が行われました。この授業は、ルワンダで災害と向き合う人々が、自身の地域にどのようなリスクがあるのかを考えるきっかけとなりました。生徒や大人たちは、カルタから得た情報を基に、「避難場所はどこか」「何を準備するか」といった問題について活発に議論し、一緒に行動を考える機会を得ました。

ルワンダの自然と災害の厳しさ



「千の丘の国」として知られるルワンダは、その美しい風景の裏に、洪水や土砂災害の危険を秘めています。特に急傾斜地が多く、強い雨による影響で河川の氾濫や土砂崩れが発生しやすいという地理的特性があります。2023年5月には、豪雨によって131人が亡くなるという悲劇がありました。ルワンダの脆弱なインフラは、こうした災害によって一層厳しくなるため、防災教育が極めて重要です。

学ぶことの意義



ワークショップでは、カルタを通じて防災を「知識」として学ぶのではなく、実際の生活にどう活かすかを話し合いました。防災は「誰かが助けに来るのを待つ」だけでは解決しないという考え方は、参加者全員で共通の認識としました。ルワンダの人々は、自分たちで危険を理解し、共に対応策を考えることの重要性を認識しました。

静岡とルワンダの学び合い



なかよし学園では、今回の取り組みを通じて、静岡からルワンダ、そして再び静岡へと知恵を伝え合う循環が生まれることを目指しています。日本とルワンダの防災教育で得た知見や課題は、両地域の未来をより安全にするための貴重な資源です。地域の特性を理解しあうことで、新しい防災の仕組みを築いていけるでしょう。

未来への展望



なかよし学園は、ルワンダで得た知見を静岡に持ち帰り、次の防災教育へのステップへとつなげていきます。世界の厳しい現場での教訓を、私たちがどう生活に生かしていくかが、これからの課題です。静岡から世界へ、そして世界から静岡へ、命を守る知恵を生かし続けるためのもちろん、持続可能な活動を目指し続けます。次なる取り組みに期待が寄せられています。


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