ASAGI Labsと藤枝市が連携し健康寿命延伸を目指す新サービス創出

新たな健康寿命延伸への取り組み

一般財団法人ASAGI Labsが静岡県藤枝市との連携協定を締結し、健康寿命の延伸と新たな産業の育成に向けた新しいサービスの創出にチャレンジします。この取り組みは、藤枝市が掲げる「藤枝HALEバレー構想」に基づき、地域資源を活用し、科学的知見をもとにした革新的な商品やサービスの開発を行うことが目的です。

連携の意義

藤枝市は有機農業やお茶を育てる「食と農」の強みと、先進医療機関や製薬業界の集積といった地域資源を誇ります。ASAGI Labsのエイジング研究の知識とこの地域の資源を組み合わせることで、健康促進だけでなく、活動的な人生を楽しむための「ロンジェビティ（Longevity）」社会のモデルケースを構築しようとしています。

具体的な連携内容

この協定を通じて、以下の領域での協力が期待されています：
1. ロンジェビティ研究の推進
効率的な健康寿命を延ばすための革新的な研究開発を行います。

2. 革新的サービスの社会実装
科学に裏付けられたエビデンスに基づく新しいセルフケアや健康促進サービスを創出します。

3. 市民のウェルビーイング向上
地域住民の健康的な生活に貢献し、生活の質を向上させることを目指します。

ASAGI Labsについての紹介

ASAGI Labsは、健康寿命やエイジングに関する研究をすすめる団体であり、10年、100年後のヘルスケアを見据えた基礎研究や教育を支援する活動を行っています。さらに、研究者との共同研究や企業との共創を通じ、エイジングに関わる新しい知識や技術を進めることを目指しています。

協定締結式の詳細

今回の協定に伴い、2025年12月8日（月）に藤枝市役所で公式な締結式が行われます。式典では、代表理事の早野元詞氏と藤枝市長の北村正平氏が出席し、協定の趣旨説明や署名、さらには今後の展望についての挨拶を行う予定です。

この新しい連携により、藤枝市が持つ地域資源とASAGI Labsの専門知識が融合し、地域の健康と医療分野がさらなる発展を遂げることが期待されています。地域住民の皆さんにも、様々な形でこのプロジェクトが恩恵をもたらすと考えられています。