スクロール360がカスタマーハラスメント対策推進企業に認定
株式会社スクロール360は、従業員の「心理的安全性」を高めるために、一般社団法人日本コンタクトセンター協会によって認定されました。これは、カスタマーハラスメント(以下、カスハラ)への対策を強化し、クライアントのブランド価値を向上させることを目的としています。
認定取得の背景と目的
昨今、カスハラは深刻な社会問題となっており、特にコールセンター業界においては、オペレーターの心理的負担や離職が大きな問題となっています。スクロール360はこの課題を見据え、従業員の保護だけでなく、クライアントのリスクマネジメントと品質保証にも寄与することが重要だと考えています。従業員を守ることで熟練したオペレーターを育成し、その結果として顧客満足度の向上とブランド価値の維持につながると思っています。
認定制度の概要
「コンタクトセンター カスタマーハラスメント対策推進企業認定制度」は2025年10月から開始される新たな制度です。この制度は、カスハラ対策に自主的に取り組む企業を認定するもので、特に電話応対業務において高い基準が設けられています。認定を受けるためには、組織の方針や責任者の設置、相談窓口の設置など9項目の条件を満たす必要があります。
具体的な取り組み
スクロール360では、認定取得にむけて以下の施策を実施しています:
- - カスハラ対策プロジェクトの発足:各センターの代表者が集まり、専門プロジェクトを立ち上げました。
- - 対応フローの標準化:オペレーターの判断に依存せず、組織としての基準を設け、マニュアルも整備しました。
- - 教育研修の実施:外部講師を招き、従業員のスキル向上と心理的安全性の維持に重きを置いて研修を行っています。
今後の展開
今後は、認定を契機に従業員の心理的安全性をさらに高め、サービスの品質を向上させていく方針です。具体的には、以下の点に注力します:
- - 従業員の安全確保:カスハラに毅然として対応し、負担を軽減します。
- - 人材定着とスキル向上:安心して働ける環境を構築し、オペレーターの定着率の向上を目指します。
- - クライアント企業への提供価値向上:高い応対品質を維持し、ブランドイメージを守りながら、企業の成長を支えます。
スクロール360は、従業員の安心とクライアントとの健全な関係を築くことで、持続的なビジネス成長を促進し、経営パートナーとしての役割を果たすことを目指しています。
会社概要
- - 商号:株式会社スクロール360
- - 本社:静岡県浜松市中央区佐藤二丁目24番1号
- - 代表者:代表取締役社長 丸井 恵介
- - 設立:1986年3月
- - 事業内容:フルフィルメント業務代行やマーケティング支援を行っています。
公式ウェブサイトで詳細を確認できます。
今後も、スクロール360の取り組みに注目していきましょう。