地域資源を活かしたベンチ寄贈式が開催される
静岡県浜松市の「はままつフラワーパーク」で、地区の資材を使用した手作りベンチの寄贈式が2025年6月1日(日)に行われる予定です。この取り組みを主導するのは、株式会社アイジーコンサルティングです。同社は、地域産材の魅力を広める活動として、天竜ヒノキを用いたベンチをこれまでに3回寄贈しており、今回が4回目となります。
この寄贈式では、浜松市花みどり振興財団の理事長である塚本こなみさんをはじめ、地域の方々も参加予定です。
地域との連携で進む「JAPAN WOOD PROJECT」
アイジーコンサルティングの事業部であるアイジースタイルハウスは、2021年からこのフラワーパークに対してベンチの寄贈を続けており、その背後には「JAPAN WOOD PROJECT」という持続可能な社会実現に向けた取り組みがあります。
このプロジェクトは、木材がもたらす価値や地域資源の活用を広めることを目的としており、同パークの理事長である塚本氏もその理念に共感しています。2020年に行われた講演では、寄贈するベンチが来場者の休息に役立つと同時に、地域に貢献できることを目指していることが語られました。
天竜ヒノキ材の特徴
今回寄贈される「天竜ヒノキ」は、静岡県産の高級木材として知られています。耐久性が高く、独特の香りを持つこの木材は、地域の特性を活かした建築にふさわしい素材です。余剰材として焼却処分される運命にあった木材を活用することで、環境への配慮も見逃せません。
当社のスタッフと地域の住民が協力して製作したベンチには、製作者の名前も刻まれており、地域との一体感を感じさせます。このベンチが設置されることで、訪れる人々に癒しやくつろぎの空間を提供し、地域への愛着を深めるきっかけになることでしょう。
開催概要
この寄贈式は2025年6月1日(日)10時から、「はままつフラワーパーク」にて行われます。プログラムには、理事長からの挨拶、寄贈に至るまでの趣旨説明、寄贈者代表の挨拶、手づくりベンチの贈呈、そして参加者との記念撮影が含まれています。
アクセスは、東名高速道路の「浜松西」ICから車で約15分。また、浜松駅からのバスも利用でき、所要時間は約40分です。詳しい運行時刻は遠州鉄道に尋ねることができます。
この取り組みを通じて、地域の資源を最大限に活用し、持続可能な社会構築に貢献していくアイジーコンサルティング。その姿勢は、この寄贈式を通じてさらに多くの人々に広がっていくことでしょう。
【会社概要】
- - 会社名:株式会社アイジーコンサルティング
- - 所在地:静岡県浜松市中央区住吉4-9-5
- - 創業:1899年
- - 代表取締役:瀧澤幸也
- - 事業内容:新築設計・施工、不動産仲介業務および販売、総合リフォーム事業、耐震リフォーム業、住宅メンテナンス業
- - URL:https://ig-consulting.co.jp/
寄贈式を通じて地域の魅力と持続可能な資材の利活用が進むことを期待しています。